2004年12月25日

12/25「SWINGIN' CHRISTMAS....大石学 & FRIENDS」

22日から美術館で続いている三人のピアニストによる連続ライブのクリスマスイブが大石学、三人の中では一番ジャズらしいピアニストですが、美術館でのステージも真面目な美しいものでした。
大石学
そしてクリスマス当日、今度はもっきりやで日景修と中沢宏明、とのトリオ、一部サックスの神崎暁史も入ってスインギーなクリスマスライブをおいしいワインとともに、という予定だったのです。
これがまあ、始まってみると強烈なガチンコ勝負、というより大石さん、金沢の二人、中沢君と神崎君をあおるあおる、いつのまにかハードな対決ライブになってしまいました。
勿論、見てる(聴いてる)僕らは大喜びで、煽られ、たたかれて火のついたようなドラムやテナーに驚喜したわけです。

こういうのはきっと、大げさかもしれませんが、楽器をやっている人にとって一生に一回あるかないかの経験だと思います。最高のクリスマスプレゼントになったでしょうか?
来年はこんな機会をもっと作りたいのですが、はたしてついて来てくれる金沢のジャズマン達は何人いるでしょうか。みなさん、ぜひおつきあいください。

大石さん、ありがとうございました。最高でした。
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2004年12月23日

12/23「EASY TO REMENBER...和田誠さんと語ろう」

もう9年になります。
サリナ・ジョーンズ
最初に和田誠さんがもっきりやで映画の話をし、佐山雅弘がそれにまつわる曲のピアノを弾き、北中良枝が歌を歌ったのはもっきりやの25周年のライブでした。
あれはとても楽しくって、あっというまに時間が過ぎて、まだ十曲も二十曲も聴きたい歌があるのに、と思ってから随分時間がたってしまいました。

佐山君の21世紀美術館のコンサートにあわせて和田さんと平野レミさんが金沢に遊びがてら行くから、また前のようなライブやりましょう、という連絡があったのが一ヶ月ほど前。
やりましょう!と舞い上がってしまってそれから後はあっというまに当日です。
前の日、「佐山雅弘ベーゼンドルファーを弾く」というコンサートの後の近くのビストロでの打ち上げから、もう映画とミュージカルと歌の話と思い出ばかり。
レミさんは「和田さん、映画の話しかしないんだから」などとすねておりました。
でもみんなでいっぱいワイン飲んで、料理の話も少し、ってところにサリナ・ジョーンズがもっきりやに来たよ、って連絡で、わーいとか言いながら戻ってみると、この日ディナーショウのサリナが寄ってくれてました。
"Alone & Together"以来の憧れのサリナ!
近頃の日本制作盤はまあって感じですが、あのアルバムを最初に聴いた時のうれしさは忘れてはいません。
佐山君のやさしいリスペクト演奏にこたえるように、しっとりと"Lover Man"を歌ってくれました。
いい夜でした。

当日の夜は来てくれた人達だけの思い出、楽しい夜でした。
和田誠さんの博識、というより膨大な映画へのオマージュからあふれでる、一つ一つは小さな、でも魅惑されるディティールの数々に感嘆、そしてコケティッシュなレミさんの歌にも感謝!です。
きらめくピアノの佐山雅弘、惚れ直した人も多いと思います。
和田誠+レミさん
この日の打ち上げはお隣の居酒屋さん、なんと別のディナーショウで金沢に来てた森下滋も合流して、真夜中ペーパームーンへなだれ込み。
和田さんやみんなのリクエストで佐山=森下連弾デュオが実現するという超豪華な一夜になりました。可愛いボールドウィンのピアノがこんなにきれいに鳴るとは!
和田さん、レミさん、ありがとうございました。
佐山雅弘さま、無理をきいてくれて感謝しています。
当然、また、すぐにでもやりましょう!!!
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2004年12月17日

12/17「COIL 年の瀬ツアー 2004」

美しい繊細なギターも美しい天才ギタリスト、鬼怒無月のこれはまたもう一つの顔です。フリーブローイングに見えながら、実は緻密な構成の各曲はどれも演奏する人を選びます。
東京では満員の客を集めるCOIL、初めてのもっきりやです。
音の大きさもそうなのですが、このあいだの藤井聡子カルテット、ずっと昔のドクトル梅津バンドを思い出させるハイパーサウンドはやっぱり凄いの一言、面白かったけど、ちょっとつかれました。
COIL
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2004年12月13日

12/13「introducing Boogaloob」

Boogaloob
ずっと前から気になっていたグループ、ブーガルーブのもっきりや初ライブです。
誰もが感じるEGO RAPPINのムードと浅川マキの曲をカバーする感性はなかなかのものと思っていました。歌声も鮮烈だし、と。
やってみて思ったのは、やはりオリジナルだけで攻めることのむずかしさです。
最初のヒット曲でしかも飛び抜けて魅力的な「月光」が歌われない流れの厳しさは感じてしまったかもしれません。
90分、客を釘ずけにするにはまだ何か毒のようなものが少し足りないのかもしれません。
でも、魅力的なよしみのボーカル、二人のギター、いい感じですからライブを重ねるごとにそんなことも身に付くのでしょう。

頑張って!
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2004年12月11日

12/11『いいひとはいいね、金沢はいいね。もっきりやで逢おうね。 早川義夫ソロ」

スケジュールの欄にもお知らせのメールにも、僕のこのライブへの想いの深さを判ってもらおうと、いつもよりは気持ちの入った文章を書いたつもりですが、当日、ドアが開いて、早川さんが入って来た時の気持ちはやはり特別のものがありました。
ずっと昔、新宿にまだフォークゲリラなるものが存在していた頃、西口の公園で、通りかかったつのだひろが、(そのころジャックスのドラムをひろさんがたたいていたのです)「ラブ・ジェネレーション」っていい歌詞だから替え歌にしちゃだめだよ、って言ってたのを憶えています。
早川義夫
この日のライブは、例えば初めての人にはどんなふうに届いたのでしょう。
少なくとも僕には、よかったねって言える友達が今もいてよかったな、と、そんな感想が自然な一夜でした。

終わった後、隣の居酒屋さんで、「しようと思えば 空だって飛べる」っていい詞だよね、と早川さん。三十何年前そう思っていた僕は、思わずお酒を飲み干してしまいました。

またいつか逢えるといいな、本当にそう思っています。
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2004年12月08日

12/8「Excellent Piano of BRUCE BARTH」

大きなからだにやさしい心、ニューヨークのピアニスト、ブルース・バースがまたまたふらりと金沢にやってきました。
去年、東北をはじめとする日本のいろんなジャズ喫茶をまわって「どこでも女性はやさしかった」のが理由かどうか、今年も一人での日本ツアーです。
昨日は金沢大学のジャズ研でのクリニック、今日はもっきりやでのライブですが、アンサンブル金沢でコントラバスを弾いているフランク・ボカーニさんがベースで参加、おなじみの中沢君とのトリオ編成になりました。
ビレッジ・バンガードでのアル・フォスターとのトリオ・アルバムもあるブルースは、やはりトリオ・フォーマットが一番気に入ってるらしく、Great Trio!などと喜んでいました。
ブルース・バース
演奏は快調で、いつもにもましてスインギーなスタンダードの数々でしたが、ボカーニさんの強靭なベースワークには驚いたようで、1970年頃、ペデルセンの代わりにデクスター・ゴードンのカルテットに参加してた事を説明すると納得してました。
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2004年12月05日

12/5「HORN from NY. NY.....広瀬未来クインテット」

片町、柿木畠界隈では名物マスターのウンポコさんのアンビリーバブル・メリッジのお祝いパーティーと重なったのですが、若いジャズファンを中心にたくさんの人が来てくれて楽しいライブになりました。
HIROSE2004/11
リーダーの広瀬未来(みきと読みます)君は何と二十歳、そりゃあクリフォード・ブラウンだのリー・モーガンの十代のデビューに比べれば、といわれればそうですが、でもあの原朋直がさっそうともっきりやに現れたのが23、4くらいでしたから、本当に久しぶりの大型トランぺッターのデビューです。
しっかりした音のオーソドックスなプレイも素晴らしく、ニューヨークから帰国後はひっぱりだこになりそうです。
クインテットとしてのまとまりも、一曲目に「開け胡麻 OPEN SESAMI」をもってくるセンスもなかなかいいと思いましたし、何と言うか、関西独特の人なつっこさみたいなものがプレイからでていて、特に同年代のジャズ研の人達にはいい刺激になったと思います。
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2004年11月26日

「ピアノナイト 北の国編....川村結花」

風が吹きすさぶ芸術村、久しぶりのミュージック工房でしたが、結花さんのピアノと歌はやっぱり素敵でした。
もっきりやで聴くのとは違い、いつもよりは平常な気持ちで聴いたと思うのですが、一つ一つのていねいに作られた歌の魅力はみんなに届いていました。

いつものように「いたる」で打ち上げ、「ペーパームーン」でワインというコースでしたが、ちょっとしんみりと、三上寛なんかかけてしまいました。
ひんしゅくだったかもしれません。
また、必ず!
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2004年11月25日

11/25 「アトリエ澤野プレゼンツ ジョヴァンニ・ミラバッシ・トリオ & ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ・ウイズ・マリエル・コーマン」

終わって、とてもいい気持ちです。
パッションとエレガンス、南欧と北欧、自由と伝統。
どんなふうに感じてもいいと思うのですが、この夜のジャズの二つのセットは、もっきりやのような小さなクラブでは、しかも金沢のような小さな街のクラブでは、もったいないと言われてもしかたがないかもしれません。
でも、スティーブ・キューンの時にも思ったのですが、"Tiny club,Great music"と言われるうれしさはやっぱり手放したくありません。
image01.jpg
ミラバッシさんはちょっと憂いを含んだハンサムで、何か恋人にすると大変そう。
ヴァン・ビーストさんは明るく楽しいおじさんでお酒も強そう。
サイドマンの人達はみんな陽性でお酒よく飲みます。
マリエルさんは強くてやさしそうなお姉さん、声も大好きです。
image02
終わってからみんなで片町のGAPPAというイタリアンのお店へ行きました。いっぱい食べて、ワインも8本くらい、英語とフランス語とオランダ語と日本語が飛び交う、なかなかインターナショナルな打ち上げでした。
澤野工房のみなさんもみんな何よりジャズが大好きという人ばかり、久しぶりにジャズ、ジャズ、ジャズっていう夜でした。

来てくださった方、ありがとうございます。きっと満足して頂けたと思います。
今度は一グループずつゆっくり聴きたいというのもよくわかります。
きっとまたいろんな形で実現していくと思っています。
澤野ジャズへのご支援、どうぞよろしく。
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2004年11月20日

「SESSION 1120...矢堀孝一と菅沼孝三」

このセッションももう一年以上、うまく行った事、あんまりだった事、いろいろありましたが、今回も反省がいっぱい、せっかく時間作ってくれた矢堀さんと菅沼さんには申し訳ないの一言です。
日が悪かったとかいろいろ理由はあるのですが、一番の原因は「ジャズやりたい!」っていう気持ちがあんまり強くないってことなんでしょう。
セッションというのは、演奏自体の出来は悪くても、そこに参加した人達のやりたいっていう気持ちがちゃんとあれば、それだけでも十分価値のあることだと思うのですが。

終わった後、矢堀さんと竹森さんとやまごんさんとでいっぱい飲みました。
これはおいしくって面白かったですよ。
次はイエイって声がいっぱいかかるようにやってみましょう!
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2004年11月13日

「うたとピアノ...沢友恵」

金沢コミュニティシネマによる「韓国映画に夢中!」という映画祭の一環として企画されたイベントの一つですが、この夜のテンションは今回の一連の催し物の中でずば抜けて高かったように思います。
沢友恵さん....NHKのハングル講座でおなじみですが、素晴らしいピアノと声を聴かせてくれる素敵なミュージシャンです。
レパートリーも民謡や歌謡曲、フォークにロック、賛美歌まで、勿論自身のオリジナルも交えて、言葉も日本語、英語、韓国語を使い分けて目指すのは、ただ一つ、「心に届く歌」です。
僕は聴くのは初めてだったのですが、武満徹さんと谷川俊太郎さんが作った「死んだ男の残したものは」には熱いものがこみあげてきました。
このあいだ、小室等さんも歌ったのですが、小室さんが感情を押さえるように静かに(というより、パセティックとでもいいたいような)歌ったのに対し、沢さんはドラマティックに思いの全てをそそぎこむように歌います。
聴いていた人達も、それぞれの思い出や今の想いに投射しながらこの歌を聴いていたんだと思います。

いい夜でした。
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2004年11月06日

「トロンボーンが好き...ダーレン・シグムンド」

デモ用のCDが届いた時、うーん、これはちょっと困ったな、と。
つまり、彼のオリジナルが昔のサル・モスカとピーター・インドのデュオのような、長い不思議なメロディーラインを高度だけど地味なユニゾンで提示していくというなかなかに渋いものだったからです。しかもトロンボーン!
ところが、うれしい誤算(失礼)というか、じっさいのダーレンは美しいサウンドのスインギーなトロンボーンプレイヤーでした。選ぶ曲も趣味のいいスタンダードばかり、ピアノのデヴィッド・ブレイドのリリカルなタッチとともに聴く人にはうれしいライブステージでした。
ベースの岡本君、ドラムスの中沢君も好評で、聴いてた人達からの温かい拍手もいい感じ、ペーパームーンに移ってからは、デヴィッドが弾き足りないかのように何曲ものソロピアノ、みんな大喜びでした。
去年のウオルター・ラングやブルース・バース(ブルースは今年も12月8日にもっきりやに来ることになりました)あたりから、外国の著名なミュージシャン達が自分でブッキングするというのが普通になってきましたが、少なくとも悪い事ではないと思います。
またやりましょう。
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2004年11月04日

「Believin'....CHAKA JAZZ 3」

昨日、こんな夜なら毎晩でもいい、って書いたら、それがホントになってしまいました。
「Body & Soul」を心をこめて歌っているチャカさんを見てると、何か熱いものがこみあげてきます。ストレートさと透明感、よけいなもののついていないシンプルな歌声がなぜこんなに複雑な感情を呼び起こせるのでしょう。
シンプルが一番、スッピンが最高、などと言いながら、実生活ではいつも厚化粧に誘惑されている自分たちの贖罪のようなものなのでしょうか。
まあ、そのへんはおいといて、「Watermelon Man」や「Bye Bye Blackbird」でハードにスイングするチャカさん、ハチのベースだけを相手に「Ain't Misbehavin'」をグルービーに歌うチャカさん、"I don't know why..."と歌い出した切ない「Lover Man」のチャカさん。
ありがとう、本当にいいライブでした。
ユキ・アリマサさん、佐藤”ハチ”恭彦さん、原大力さん、チャカさんを完璧にサポートしながら、ピアノトリオの魅力をこんなにも聴かせてくれた素敵な職人さんの力量に乾杯です。

打ち上げはまたまたお隣の「いたる」、うーん、時にはワインの打ち上げしたいぞ、といいつつ、東京のミュージシャン諸氏にはやはり金沢はお魚が一番のよう、最後はペーパームーンで、チャカさんとポール・ウイリアムスを聴きながら、僕は不覚にもまた眠ってしまったのです。大力さんにこの間も寝てた、としかられたらしいのですが、なんせ寝ていたので...。
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2004年11月03日

小野塚晃=納浩一=鶴谷智生

「いいライブの後はお酒がおいしい」などと何十年もやってきて今更言うことでもないんですが、実は全てがうまくいってしかも今日の打ち上げ楽しい、ってのはあるようであまりないんです。
つまり、いちばん多いのは、あんまりお客さんが来てくれなかったというやつですが、他にも、ノリが悪い、うるさい客がいた、演奏がイマイチ、打ち上げの店をはずした、などと、完璧なライブの一夜を完了するには多くのハードルがあるのです。

今日のは、だから素晴らしい夜でした。
ほとんど演奏された曲の8割くらいが小野塚さんの美しいオリジナルでしたが、三人のコラボレーションは一つ一つに多彩な表情をつけ、ジャズはあまり聴いたことないんです、というお客さんもニコニコ、とても温かいステージだったと思います。
「いたる」での恒例の打ち上げもいつも通り、おいしくてうれしくて、こんな夜なら毎晩でもいいですよね。
またやりましょう、そして三人ともカッコよかったです。
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2004年10月28日

10/28 「魂オン・ザ・フォーク...野狐禅 & 加奈崎芳太郎」

野狐禅はうれしい驚きでした。
CDでは聴いていたのですが、圧倒的に迫ってくる二人の歌は、フォークという言葉が今持つイメージを吹き飛ばしてしまうほど、今回、もっきりやは加奈崎芳太郎でしたが、他の場所では中川五郎、早川義夫というURCレコードで活躍したこともある人達、さぞやみんな喜んだだろうな、と。
だって考えてみればボブ・ディランだって、マイクにむかって怒鳴るように歌っていたんだから。今、そんなふうに舞台に上がるのはミチローか三上寛くらい、やさしいラブソング全盛の今だからこそ、野太い野狐禅の歌は強烈に聴いている人の心に突き刺さります。
そしてもう一つ特筆すべきは彼らの歌の旋律の美しさです。
無理に作ったまったく歌になってないような旋律を叫ぶストリートライブがあふれる中で、こんな歌が北海道の街に流れていたんだなあ、寒い日もコート着て歌ってたんだろうなあ、などとちょっと感傷的になるほどです。
もっきりやももう一度こんなライブを丁寧にやってみようかなと思わせるほど、野狐禅は魅力的でした。
加奈崎芳太郎も熱演、若いお客さん達を挑発しつつ自分の世界を展開するのですが、その気持ちはどこまで届いたでしょうか、満員の、でも静かな会場は歌の迫力に圧倒されていたのかもしれません。
打ち上げはそのままもっきりやでビールや焼酎飲みながら。
56歳の僕の感想は彼らにはどう受け取られたでしょうか。
また、必ずやりたいと思います。
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2004年10月23日

10/25 「Rattlesnake Annie...in KANAZAWA 2004 FALL」

十数年振りのラトルスネイク・アニーです。
"It's been a long long time"などと言いながら入って来たアニーさんと固い握手、数は少なかったけど熱心なお客さんに囲まれて、なかなかいいライブだったと思います。
他のフォークシンガーに比べると、選曲の柔軟さはかなりあって、へえっと思わせるような、例えば「ヴァイア・コンディオス」なんて曲を歌ってくれたのはいいものでした。感動的なインディアンのスピリチュアルソングも聴けて、60歳をこすこの女性の魅力は本当に素敵でした。
このライブの仕掛人、五十嵐正君もスティールギターで参加、雰囲気だしてました。
終わった後、「いたる」のカウンターで三人で乾杯、この人もなんでも食べる人でした。
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2004年10月22日

10/22 「BURNIN'...やまもときょうこ」

長いもっきりやのライブの歴史の中で、パーティー以外で、みんなで立ってダンスの振り付け習ったのはこれが初めて。
いや、楽しい経験でした。
カリブの波の音が聴こえてくるようなスティールパンの音色にのって、パンチの効いたやまもときょうこの歌は、二人だけのラテンとしてはとても楽しいものでした。
いつかオルケスタ・デルソルやデラルスのような激しいバンドをバックに歌うきょうこさんのステージも聴いてみたいと思わせるライブでした。
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2004年10月14日

10/14 「BUT BEAUTIFUL....KEIKO LEE」

カウタウンとケイコ・リーを二日連続でやれるなんて、こんな店作って本当に良かったと思っています。もう贅沢はいいません。
今年の六月、「WHAT IS HIP!」の時に飛び入りで「Georgia on my mind」を歌ってくれた時以来のケイコさんです。きっとケイコさんがちゃんとライブとして歌う一番小さな店でしょう、感謝してます。
今夜も入りきらないほどの人、もっと楽に聴いてもらいたいなとは思うのですが、毎回申し訳ありません、今回もカウンターの上に座らせてしまいました。
最高のバンド、DOKI-DOKI-MONSTERSのグルーヴィーなサウンドに乗って、今夜もケイコさんは最高の歌を聴かせてくれました。
この感動は聴いた人だけのものですが、例えば「For All We Know」、「マディソン郡の橋」やロッド・スチュアートで有名になりましたが、これはやはりビリー・ホリデイでしょう、が、この哀切きわまりない曲を歌うケイコ・リーには参りました。久しぶりに、ジャズボーカルで、ストレートに、感動しました。
「うた」はいいですよ。ピアノででもサックスででも勿論声ででも。
四人の素晴らしいミュージシャン達、気持ちのいいサウンド、ケイコ・リーの魔術のようなステージング....
堪能させてもらいました。
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2004年10月13日

10/13 「Hot Club of Cowtown at Mokkiriya 2004」

カウタウン01

カウタウン02

前回のジャパンツアーの後のカウタウンのウエブサイトを見たらもっきりやでのみんなとの乾杯の写真が載ってたし、アルバムのジャケットにも金沢のポスターが写ってたりと、うれしいカウタウンがやっと戻ってきました。
今年の一月、まさかのウイットの中耳炎(だったと思うのですが)の悪化でキャンセル、ベーブルースならぬトムズキャビンの呪い(一年に三つもキャンセルがでたのです)とまで言われたのですが、今回晴れてのジャパンツアー、先に書いちゃうと楽しかったですよ。
"Hi, long time no see"と最初に入ってきたのがベースの好青年、ジェイク・アーウィン。もっきりやのアンペッグのベースアンプ見て、これで安心と言ってました。そして素敵なエレナ・フレマーマンとトム・ハンクスばりのハンサムさん、ウィット・スミスもまるで二三日前に別れたみたいに普通に手を振って入ってきました。
なんだかもうライブの出来は約束されたもののようです。リラックスしたままサウンドチェックと軽いリハ、レコードジャングルの中村さんも着いて、いよいよホットクラブ・オブ・カウタウンのもっきりやライブ始まりです!

内容は一言、もう最高でした、というわけで打ち上げはみなさんご所望のジャパニーズ居酒屋へ。終わったのが遅かったので、いつもの「いたる」はNG。で、怪しげな呼び込みをかき分け(彼らは何を誘っているのか?としつこく聞いてましたが)なかなかおいしい居酒屋さんへ。
恒例の白子やアン肝も含んだ日本のつまみ大特集で楽しく日本酒、「英語で喋ろう」打ち上げは二時過ぎまで続きました。

何か、前よりももっとスインギーでプロフェッショナルなバンドに育ってきたような気がします。ギターもフィドルも歌もみんな上手になって、もう世界一のテキサススイングのバンドっていってもいいんじゃないでしょうか。
またやろうね!
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2004年10月07日

杉本恭一「Live in Penny Arcade」

前回は発売開始10分で売り切れてしまったので、今回もどうなるんだろうと怖いもの見たさで待ってましたが、発売日の混乱はそんなになく落ち着いた売れ方、これはこれでとてもいいと思うのですが....。
21世紀美術館のオープンを明日にひかえて、何となくザワザワしている柿木畠ですがライブが始まってしまえばもう杉本恭一の世界、カッコイイ「ひとりロックンロール」で突っ走ります。
上田現のステージでも感じたのですが、やっぱりLA-PPISCHという特異なテイストのバンドはこの二人のセンスによるものだと思わせてくれました。
それにしてもほとんどが女性のファン、ロックのギター命の男の子達はどこへ行ってしまったのでしょう。
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