2005年12月30日

12/30「ジャズ・セッション」

この日は久しぶりにピアノの安部君に出て来てもらってセッションホストの役をお願い、これも随分久しぶりの神崎君もフューチャーするジャズの夜です。
こういう夜の出来不出来は運まかせのところもあって、いいメンバーが揃ってもだからといってイエイってわけにはいかないのです。
明日は大晦日、という夜、もっとゆっくりと構えたセッションができたらとも思うのですが。
セッション
ひさしぶりに歌った北中良枝のカットも。
よしえ
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2005年12月28日

12/28「今夜は貴方が主人公....ボーカルナイト」

金沢で歌っている人達がみんな集まって一人一、二曲を歌ってもらう、という一見無謀なライブの夜です。
この困難な内容につき合ってくれるのはピアノの歯医者さん、溝口尚さん、僕もお世話になっています。
さて、集まったのは約20人、オリジナルあり、Jポップあり、ロックあり、ジャズありというわけでなかなかの盛況です。途中で止まってしまうようなこともなく、みんな何とか無難に歌っていましたし、楽しそうでこれはこれで良かったなと思ってます。
最初は一人一人感想を書いてみようかな、とも思ったのですが、一曲で何かを書くのはやっぱり失礼だと思い、総体の感想だけを。
いつも言っているのですが、楽器をやるのとは違って歌はだれにでも歌えます。そのへんのガキだってカラオケで振り付けつきでいっぱしのタレントみたいにやってます。だから、あえて人前で歌うというのは大事にしてほしいと思うのです。
聴いてる人を振り向かせるんだ、という強い気持ちをボリュームを上げたり叫んだりする以外の方法で伝えるにはどうしたらいいのか、ボーカリストにとって永遠の課題です。
もっきりやに来るいいボーカリスト、ぜひ聴いてみてください。歌もステージングも真摯さをくるむやわらかなユーモアも、何故彼や彼女が本物なのかもよくわかると思います。
写真は「エンドレスラブ」を熱唱するHIDEとタッキー、なかなかでしたよ。
ボーカルナイト
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2005年12月26日

12/26「キャンパスジャズ」

三十年ほど前は金沢に三つの大学のビッグバンドがあって、それぞれのバンドを代表するソリスト達がよくジャムセッションをやっていたものです。
その頃のビッグバンドのレベルに比べれば、現在唯一の学生ビッグバンド、金大MJSの実力はずっと高いところにあります。でもあの頃の、楽器持った学生達がいっぱい集まって夜毎ジャムセッションをやってた頃の楽しさは、演奏のレベルとはまた違ったいいものがあったと思うのです。
さて、年末連続ライブの今夜はキャンパスナイト、めずらしや富山大学のジャズ研と金大のMJS女の子バンド(本人達が言っているのです)のジョイントライブ、何となく合コンみたいでこそばゆい感じもするのですが、面白いのは富大の男の子バンド(!)がムーディーなアレンジで綺麗めな曲をやってるのに、金大の女五人が選んだレパートリーは潔いハードバップばかり、きっとそういう時代なのです。
五つ子
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2005年12月24日

12/24「野本晴美=長谷川朗セッション」

12/23、25と今年も21世紀美術館で恒例の(恒例になってくれるとうれしいのですが)クリスマスのピアノコンサート、今年はカッコ良く「星降る夜のベーゼンドルファー」と名打ったソロピアノのライブステージが行われました。野本晴美と岸ミツアキ、見事に対照的な二人でしたが、両日ともにチケットはソールドアウト、とりあえずはクリスマスの夜、カップルを中心ににぎわっていました。
それにしても、と思うのですが、この美術館のコンサートにしても、県立音楽堂のジャズシリーズにしても、そういえば少し前の観光会館でのソニー・ロリンズにしても、本当に良くお客さんが入ります。もっきりやでは厳しいかな、と思われるのでもいっぱいになるというのは、やはり宣伝とか低料金のせいなんでしょうか?
店でライブを聴く、というのにまだ慣れてないという面もあるのでしょうか、確かにホールなんかに比べれば窮屈だったり、何が起こるか分からない不安感というのはあるかもしれません。でもそのかわり、ある瞬間、至高といってもいい体験、ミュージシャンの本当の姿がくっきりと見える瞬間というのに出会う機会は何倍も何十倍も多いはずなのですが。
はるみ。ろう

さて、クリスマスイブの夜は美術館コンサートの後の野本さんと、ニューヨークから里帰り中の御存知長谷川朗の二人をフューチャーした、久しぶりのモダンジャズセッション、岡本、中沢両君をサポートに金沢のメンバーも交えての熱い夜、になるはずだったのですが、途中、ベースのコマがはずれるアクシデントなどもあり、なんとなくなごやかなセッションになってしまいました。野本さんにしても朗君にしてもまだまだこんなものじゃない、というところでしょうが、またの機会もきっとあります。
野本
寒さや雪もあって何となくくすみがちな12月後半のライブでしたが、これから後、今度は地元のメンバー中心に盛り上げていきましょう、元気な地元のプレイヤーがいてこそこんなセッションは楽しくなるのですから。
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2005年12月21日

12/21「森下滋ロマンティッククリスマス w. HIDE」

さあ、今日からは楽しく年末連続ライブに突入、というわけですが、一番最初は久しぶり、森下滋です。
随分前から森下君のピアノで歌ってみたいと言っていたHIDEちゃんを後半ボーカル・フューチャーしての2セットですが、初めはソロピアノ。
久しぶりに聴く彼のピアノは相変わらず華やかで、クリスマスにはぴったりです。トリオの後、HIDEちゃんの登場で、彼にしてはさっぱりめの歌がとても新鮮、ソウルっぽい曲もTOO HEAVYにはならないのがピアノトリオをバックにした今回はとても良くて、正直、見直しました。(ごめん)
アフタアワーではこれも久しぶりタッキーが何曲か歌って、三瀬まりのがフリューゲル吹いて、と森下君も気に入ったみたい、今度はボーカルデュオやろう、こんなセッション時々やろうよなんて盛り上がっていました。
MORISITA-HIDE
正直、ここ二ヶ月ほどきついライブばかり続いて(内容は本当に素晴らしかったのですが、そのぶん気も使います)いたので、終わった後こんなふうにああだこうだ言いながら飲んだりできるのはやっぱりいいものです。
こんな話の中から次のライブやセッションが生まれてくるわけだし。

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2005年12月20日

12/20「MFQ 2005 JAPAN TOUR」

ずっと雪が大変で、前日の東京から大阪への移動に車で十何時間かかってしまったらしく疲れているトムズキャビンの麻田浩は、でも久しぶりにもっきりやに現われました。
そしてMFQのお守り役の和田さん、サイラス、ヘンリー、チップ、ジェリーの四人も。
前回の時は前日入りだったのでまずは居酒屋で前祝い、って感じだったのですが、今回は乗り打ち、さっそく楽器のセットです。
横浜、東京、大阪以外は金沢だけ、と、店をやっている側からすると涙が出そうなツアーの公演地選びですが、この日も残念なことに大雪、金沢に住んでいる者としてはこんな程度どうってことないじゃん、と言いたいのですが、何人ものキャンセルが出てしまいました。
いつまでこんなふうにやっていけるか分からないお年の人達だけに、満員の感性と拍手で迎えてあげたかったなと、それだけが心のこりです。
歌う彼らはそんな事これっぽっちも気にしないで、冗談言いながら楽しそうです。
MFQ 4
ライブは勿論素晴らしいものでした。
勿論好きな人だけに通じるおおらかなアマチュアイズムのような雰囲気は、今のミュージシャン達には求めるべくもない、グッド・オールド・デイズに生きた人達の幸せといってもいいのかもしれません。
サイラスが弾くミュージック・ソウ(ノコギリです)の写真を。音色が蘇ってきます。
MFQ ASADA
そして、何と何と彼らのステージを楽しんでくれたお客さんからお茶屋遊びの御招待、実は僕もそんなところ行った事もないんですが、これはいい経験とタクシーに乗って西の郭へ。(金沢には東と西の二つの郭があるのです)
お酒をつがれながらめずらしそうに見回している彼ら、キレイな芸姑さんが三味線で踊るとみんなにこにこ、太鼓遊びは全員とても可愛らしい芸姑さんと遊べて大喜び、隣の部屋での篠笛を部屋の灯りをおとして聴き、三味線の至芸も味わうというとても贅沢な二時間でした。
すっかりいい気持ちになって外に出ると雪もひんやりしていいものです。

みんなをホテルに送ってから麻田さんとお寿司屋さんで少し話しをしました。
もっと本当にしたいことや行きたいところ、会いたい人、いいライブの夜はこんな話が照れずにできます。
最後にライブ前のステージでかっこいい麻田浩の写真を。
MFQ ASADA
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2005年12月17日

12/17「サンタラ」

今年二回目のサンタラですが、随分いいユニットになってきたな、という感想です。
前の時は歌もギターもとってもうまいんだけど何か作っているところが気になっていたのですが、今回
も路線はそのままですが、見せ方聴かせ方が格段に上手になったようです。選ばれた言葉の持つ棘や匂い、ブルースの香りいっぱいのマイナーキーのメロディーライン、いたずらっぽいステージング.......目指すものがしっかりと見えて来た今、サンタラに必要なのはマキさんの「カモメ」のような絶対の「歌」でしょう。
SANNTARA DEC.
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2005年12月16日

12/16「中西真一カルテット.....PRIMETIME」

何年振りかの中西真一、前回はブルックリンライトハウスでのツアーでしたが、力の抜けたひょうひょうとした感じ(見た目は怖そうなんですが)はサックスの音にも出てて軽くスイングする曲ではとても魅力的です。力の入った曲ではちゃんとブロウもするのですが、何せ長いニューヨーク暮らし、一生懸命になる事への照れとそれでもやってしまう事への真摯さとが混じり合った複雑な魅力です。
少ないお客さんでしたが、いい感じだったと思います。
PRIMETIME
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2005年12月14日

12/14「雪でできなかった鈴木亜紀」

前日のGATSのライブも、開演時間の7時半にお客さん誰もいなくっていやーな予感、でも降りしきる雪の中、少しずつ席がうまっていくのはなかなかにいいものでした。
でも今日はちょっと無理です。亜紀さんは前日に(といっても何時間も電車に閉じ込められながら)金沢に着いていたのですが、お昼から店のパソコンと電話に、残念だけど行けません、という連絡ばかりが届き、外を見ると雪はどんどんつもっているし、ライブやめて美味しいお酒飲みに行きましょう、という事になってしまいました。
亜紀さんの名誉のために言っておきますが、誘ったのは僕です。
で、雪の降る中を「四遊」へ。
きちんと作られた肴でお燗したお酒を飲むのは、しかもそのあとぐだぐだしてていい時は、雪の金沢ほどいいシチュエーションはありません。ライトアップされた尾山神社はキレイでしたし、帰りに寄った「ヨーク」では「サムシン・エルス」なんかがかかっていて、こういうのはいいな、と。
でも写真はありません。
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2005年12月10日

12/10「矢堀孝一 トリオ&セッション」

矢堀さんがセッションリーダーとして金沢のメンバーとセッションをやるようになってからもう三年以上たったような気がします。結果的にそこからすごい若手が育って来たかと言うと、まあまだまだかなあとは思うのですが、矢堀さんや菅沼さんがほとんど楽器を始めたばかりの人達と一緒に演奏してくれるというのは、これはもう最高の舞台でしょう。
今回はベースにマイクスターンに誉められた武田君、ドラムスに高いシンバルを買ったばかりの中沢君という矢堀さんの相手としては一番のメンバーによるトリオでのワンセットが用意されました。良く言えば、どんな曲でも矢堀カラーに染めあげてしまう強い個性のリーダーのもとで、二人のリズムは頑張ったと思います。
後半、御大菅沼孝三も交えてのセッションタイム、富山からサックスやピアノの参加もあっていつもよりもりだくさんの内容でした。
打ち上げはいつもの通りの居酒屋さん、僕はいつも途中寝てしまうのですが。
矢堀12月
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2005年12月07日

12/7「ニュートリノ......納谷嘉彦トリオ」

今や油の乗り切ったという形容がぴったりの納谷嘉彦、お客さんがあまり来なかったから開き直っているわけではなく、今回のライブ、本当に力の入った、モダンジャズのエッセンス溢れる素晴らしいものだったと思います。
日景、黒田の抜群にリスポンスのいいベース、ドラムスを相手に、納谷さんのピアノは強力にスイングします。
NAYATORIO
それにしても、お客さんが少ないのは困ってしまいます。
まあ、これだけスケジュールが詰まっていていいライブが多いと、限られた時間とお金では聴けるものが限られてしまうのは仕方が無いとは思いますが、そのへん分かった上で、でも今日のこのライブ聴かないってあまりにももったいないと思ってしまうのです。
ま、納谷さんは明るく「次回、リベンジ!」と言って帰っていきましたが、場所を用意する側としては本当に申し訳ありません。良さを伝えることが出来なかったみたいです。

そんな時のアフタアワーは楽しかったりするから困ります。
写真は納谷トリオをバックに「Lotus Blossom」を熱演する金大MJSのまりのさん、なかなかみんなに誉められてました。
NAYA-MARINO
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2005年12月03日

12/3、4「中本マリ&大石学トリオ 2デイズ」

今年最後の、といってもまだまだ素敵な人達は来るのですが、なんといっても我らがマリさん、大石学トリオと共演の2デイズとくれば、最後の大一番と書いてもクレームはつかないでしょう。
思い出してみると最初はスリーブラインドマイスからの「アンフォアゲッタブル」だったでしょうか、もう30年くらい前だったと思います。華やかで上手くって、マリさんはあの頃確かに日本ジャズ界のヒロインでした。
ジャズクラブは華やかで、山本剛や今田勝や稲葉国光や小原哲次郎といった懐かしい名前が並び、毎晩のスタンダードの名歌は粋に夜を彩っていました。
僕たちもまだ若く、粋がってあまり知られていないカクテルを注文したり、隠れた名曲をリクエストすることで一目置かれることを目指したりしていました。

今はもうそんな時代ではありません、
若い優秀なジャズミュージシャン達は次々と新しいアプローチでジャズに挑み、ボーカルは新しい市場を目指してどんどんソフトになっていきます。
そんな時正面から歌うマリさんの激しさは受け入れられるのでしょうか?
終わってみれば、全身全霊で歌う中本マリは最高でした。
MARI=MANABU
ファンクのアレンジで歌われる「No Moon At All」や「Please Send Me Someone TO Love」も素晴らしかったけど、ほとんどの方は最後にノーマイクで歌われた「Tennessee Waltz」のたまらないノスタルジーに心を奪われた事と思います。
大石トリオの素晴らしさについてはまたここに書く事もないでしょう、米木、原両君ともこんなにジャズっぽい楽しさを持ったトリオもそうはありません。
いいライブでした。
二日間ありがとうございました。
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2005年12月02日

12/2「ソウルフラワー・アコースティック・パルチザン」

名前だけは聞いていたものの、千人くらいは集まるお客さんを前にエネルギッシュなライブ、というイメージで、もっきりやでは絶対無理と思っていたのですが、ただ、酒井俊や沢友恵が歌った「満月の夕」は本当にいい歌で、いつか作った人の歌を聴いてみたいな、というのはずっとありました。
アコースティックという形でもっきりやでやりたい、という連絡があった時はだからとてもうれしかったのです。
送られて来た写真はちょっと怖くって、でも始まった音楽は圧倒的に美しいものでした。
「トンネル抜けて」が歌われた時は口ずさみそうになったり、「満月の夕」はその歌われ方のシンプルさにああこれがオリジナルなんだと感銘、アンコールの三線での歌の数々の懐かしさは思わず一緒に歌ってしまいそう、ほとんど三時間近いステージはあっという間でした。
SFパルチザン
おそらくその一番の理由は中川敬の、ミュージシャンとしては今時めずらしい、しっかりとした前を向いた姿勢と強い視線が示す、大げさに言えば「生きることへの強烈な願望と共感」が見事に表れているからでしょう。
たかが歌が、と思われる方がいるかもしれません。でも、そうでもないんですよ、いい歌は演説よりも、生き方を教えてくれる(!?)本よりも、勿論テレビなんかよりも、ずっとずっと力になってくれます。
ずっと昔、森崎東の監督で、留置場の中で覚えた「インターナショナル」を繰り返し口ずさむ若者が出てくる映画がありましたが、そんなことを思い出してしまいました。
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2005年12月01日

12/1「FIRST TOUCH...小野塚&サンキチ」

前回小野塚トリオにゲストで入ったサンキチこと三好功郎が、初めての主役でもっきりやに登場です。
前回のバックステージにも書いたかと思うのですが、サンキチさんを初めて聴いたのは「サンキチズム」というアタマが「チキン」で始まるというそのまんま出生がばれてしまうようなアルバム(紅介さんとポンタさんとのトリオです)で、実はとても気に入っていたのです。その時ツアーの話もあったのですが、いろんな事情で実現しませんでした。
それから10年以上、ですから当然もうギター一本まっしぐらというわけではなく、といってものめり込む時はいってしまうギター馬鹿的なところも見せながら、しっとりとナイロン弦でバラードを聴かせる大人の風格も感じさせ、盟友小野塚晃と絶妙のデュエットを奏でます。
小野塚サンキチ
ほとんどがオリジナルの美しい曲ばかりですが、バップの曲も入れてくれたりしてアコースティック・デュオとしては最高のステージだったと思います。
満員というわけにはいかなかったけど、来てくれた人みんなが良かった良かったと言ってくれるライブはそうはありません。今度は三月末、桜の蕾みも膨らむ頃に!
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2005年11月27日

11/27「川村結花」

もっきりやではほとんど2年振りとなる川村結花さん、やっぱり素敵なステージでした。
4時というもっきりやとしてはめずらしい開演時間でしたが、近頃はみんな帰宅時間が早いという理由なんだそうです。古いベーゼンドルファー、気に入ってもらえたでしょうか、いつもよりはずっと激しいピアノ、ソロも長かったように思います。ピアニストとしての彼女の魅力も充分味わえたのではないでしょうか?
ゆか
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2005年11月25日

11/25「ホトケ&ブッチャー....ブルースパワー」

今年なんともう三回目、でもこういう音楽はこの気持ちのいい極上のマンネリズムこそが命です。
キレのいいブッチャーさんこと浅野祥之の必殺ギターをバックに、日本のブルースのルーツの一人といってもいいホトケさんこと永井隆。今回はお客さんの数は寂しかったけどテンションの高さと演奏のレベルは素晴らしかったと思います。
仏さん
小松、高岡と何日間か金沢に滞在してゆっくりしながら小さなライブを重ねて行くというのは、なかなかいい方法で、金沢でブルースを好きな人やバンドやってる人なんかがもっともっとこの素敵なライブを聴いてくれたらいいのに、と切に思います。
目の前で日本の最高のブルースマンの一人が歌い、最高のセッションギタリストの一人がブルースギターをすすり泣かせるというのに、ロックやジャズのルーツはブルースだよ、なんて言ってた人達はいったいどこにいたのでしょう。突き刺さるようなギターのフレーズが自分の音楽や感性を磨きあげていくのだ、というのがわからないのでしょうか。
ライブがいいと、つい愚痴も書いてしまいます。この仕事やってる限りずっと続くのでしょうが。
ブッチャーさん、ホトケさん、あんたたちは最高でした、かっこ良かったよ。
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2005年11月24日

11/24「Scrappy Jud Newcomb & Walter Tragert」

きっと今までもっきりやで行われた外国人のライブの中で、最も地味で最も知られていないミュージシャンが今回のジャドとウオルターでしょう。
気のいいアメリカの青年二人、という感じで店に入って来たのですが、これがこんなに楽しいライブになるからこの商売やめられません。BIG PINKの山下君もお客さんどれだけ来てくれるだろうと心配だったようですが、ふたを開けてみればまあ満員で乗りも良く、後半はカバーの名曲に歓声もあがるという楽しいステージ、金沢のファン、なかなかです。
こんなふうに軽いフットワークでいろんな人達を呼べれば、もっともっと渋い(とはいってもヒルビリーあたりになると....)メンバーも呼べそうですね。
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2005年11月23日

11/23「ボサノバの誘惑....吉田慶子」

ライブの後みんなニコニコ、スタッフもお客さんも前の夜行ったバーの従業員もレコード屋さんも、勿論吉田さんも田庫さんも、こういうのはきっととてもいいライブというのです。
初めて会った吉田慶子さんはアルバムの声そのままの清楚な人でした。
吉田慶子
リハーサルのサウンドチェックの時、ささやくような声とジルベルト・スタイルのギターのバランスがむずかしいのかなとも思ったのですが、歌いだした時の音の雰囲気は素晴らしく、音の大きさなんてどうだっていいや、つまり、音が小さくてもお客さんは耳を澄まして聴いてくれる、そんな種類の音楽なのです。
前半後半会わせて二十曲以上のボサノバやサンバカンソンの美しいメロディを、彼女はそっと囁くように歌います。
ドリーミーとかウィスパリングとか、どんな形容詞をつけてもいいんだろうけど、なんていうか、こんなふうに囁かれたら何でも放り出してついて行きたくなるような魅力が彼女の歌にはあります。
そして田庫さんの絶妙(と言っていいのでしょう)な間合いとヴォリュームのピアノ、トロンボーン、パーカッション。
最初に彼女のアルバムを聴いたのが5月頃、金沢でのライブが実現できたのはまわりの人達のおかげでもあります。
またやりましょう、今度は春の陽射しの下で。
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2005年11月22日

11/22「李政美」

石川県では何度もステージを重ねて来たいぢょんみさん、ライブの度に聴く人の心を掴んで、ゆるやかなメッセージと、音楽することの歓び、楽しさをみんなに伝えて来たのだろうと思います。
不明なことに山先さんから「ぢょんみさんのライブをやりませんか?」と言われるまで、僕はこの人の本当の魅力というのが分かってなかったようです。
いぢょんみ

ステージで歌うぢょんみさんはとても素敵でした。
圧倒的な声量とていねいなアプローチは佐久間順平さんの好サポートも得て、エキセントリックになる手前の美しいテンションを保っていたと思いますし、歌われる朝鮮民謡の佳曲は遠い昔からの日本と朝鮮半島の民俗的なつながりを感動的に思い起こさせてくれます。
ここずっと続くライブの中で、その鮮烈さは際立っていました。
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2005年11月19日

11/19「ハンバートハンバート」

今年の1月に久しぶりに行った東京で、お歳暮、じゃなくてお年玉にもらったのが彼らハンバートハンバートが4曲入ったアルバムでした。ペケさんと渡さんとゾウさんの3曲を淡々と、でもちょっと寂しそうに歌うハンバートの歌を聴いて、これはちょっととてもいいなあ、聴けないかなあ、と思ってから数ヶ月、突然メンバーの佐野遊穂さんから新しいアルバムを作ったので聴いてください、というメールが届きました。
やがて送られて来たアルバムは、シンプルですが不思議な響きを持つとても魅力的な作品でした。
ハンバートハンバート

そしてそれからまた数ヶ月、もっきりやに現われた二人はアルバムより更に美しく自分たちの世界を確立したようでした。透明なボーカル、少しだけオフビートなコーラス、今のことを歌っているようにみえて、いつのまにかずっと前の自分を見ているような妙な既視感、もしかしたら、魔術や不思議や奇跡って案外めずらしくないのかもしれないという気にさせられるのも、アイリッシュっぽい旋律の魔力なのかもしれません。
やさしい「なごみカフェ」の音楽のようにもしかしたら聞こえるかもしれませんが、佐藤良成の書いた詞はなかなかに厳しいようです。

たくさんの人が聴いてくれました。きっといい感想を持ってくれたのだと思います。
いいライブでした。
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