2008年11月15日

11/15「MIHONOVA 3」

またまた実現、三度目の「ミホノバ」です。
不思議なバンドといえばそうなんで、今回も何と"Willow Weep for Me"までボサノバにしてしまいました。麻場美穂さんのコケティッシュなポルトガル語も雰囲気で、二人の実はディープなインストをやさしくカヴァー,確かにワン&オンリーの個性的なバンドで魅力的ではあります。
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2008年11月14日

11/14「矢堀孝一=日野賢二=東原力哉」

スーパートリオです。
期待は勿論していたけどそれ以上でした。もっきりやでの演奏は本当に久しぶりの力哉のキレのいい、美しいとさえ言ってもいいドラムスはこの夜のハイライト、しかも漂う歌心はライバルの多いこの世界でも誰にも負けないと書きましょう!
矢堀=ジーノのファンキーなグルーヴは言うまでもなく、三人が創り出すトリオのスリルはお見事、このレベルのライブにしかないカタルシスが快感です。
こんなのとセッションと、どちらも大事にしたいと思います。
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打ち上げはいつものように「ゆうじ」。ここは美味しいです。このまま夜走って大阪に戻る力哉さんも一緒に明るい飲み会、毎回これくらい楽しい飲み会というのもなかなかないのですが、やはりみんなの人柄の成すところ、一部の泥酔打ち上げよりはこちらも健康的です。
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2008年11月09日

11/9「ペーソス」

加齢臭バンドかと思えば、実はいなせなサラリーマン哀歌バンド、どこか心にしみる切なさが古いムード歌謡を思い出させます。
人気急上昇のペーソス。自虐的な歌も多いのですが、どうも自分たちでそれを楽しんでいるような気もします。
したたかで実は心やさしい、最高のオヤジバンドではありませんか!
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2008年11月08日

11/8「島崎智子&小杉奈緒」

女性の弾き語りというのは(特にピアノは)ライブやる側からするとなかなか魅力的なんですが、鈴木亜紀さんや今回の島崎智子さんのような場合は魅力を通り越して凄みすら感じます。
自分の想いを的確な言葉と激しいサウンドで相手に伝えるという行為を、エキセントリックとでも言ってしまいそうなテンションで歌う彼女達の姿は「東京で暮らすひとりの女性」というくくり方では説明できないほどにディープに聞こえます。
島崎智子さん、前回の佐藤良成との初めてのもっきりやの時に較べてもうたは格段に強く聴く者に迫ります。
こんな人とちゃんとした人間関係を作っていくというのはきっと大変だろうなあなどと失礼なことを思いつつ、でもこんな感情を長い間忘れてしまっている今の自分たちのあまりの軽さにも気づいて落ち込んでしまいます。
島崎智子さん、また歌聴かせてください。
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オープニングアクトを引き受けてくれた小杉奈緒と石川征樹、藍の三人のステージもムードのあるいい歌ばかりでした。奈緒ちゃんにはこのセットぴったりかもしれません。
年末にまたやりましょうって約束もしました。
アンコールの島崎さんとのジョイントもちょっと感動的でした。歌もよかったけど、二人もとても素敵だったと思います。
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2008年11月07日

11/7「CHAKA Sings MAKOTO Plays」

三年ぶりくらいのチャカさん、やっぱり素敵でした。
前回までの何年かはジャズ歌手「安則眞美」としてのライブだったのですが今回は明るく「チャカ」がタイトルロール、何年かの「ジャズ」に集中するプロジェクトも一段落したようです。
ピアノは天才肌の中村真、もっきりやでのちゃんとしたライブは初めてのような気もしますが、ソロピアノも美しく、伴奏というより二人のミュージシャンのコラボレーションのようです。
いろんな歌を歌ってくれましたが、ピアノだけを伴奏に、早いパッセージやファンキーなグルーヴを歌うチャカさんはさすが、何人か聴きに来てくれた金沢のボーカリスト諸氏の感想はどうだったのでしょうか。最初に聴いてファンになってしまったのはもう随分前です。その時の感想、真っ直ぐに歌うのが好き、というのは今でも少しも変わっていません。最後、歌ってくれた「みずいろの手紙」はあの傑作「チャカの昆虫採集」を思い出させる素晴らしい歌でした。ありがとう。
写真は終ってからのスナップ、素敵です。
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2008年11月05日

11/5「高免信喜カルテット From Now On」

もう3回目になった高免信喜フロムニューヨーク、いつもタイトないいパフォーマンスを聴かせてくれるので、大学のジャズ研のメンバーにとってはとてもいい勉強になると思っているのですが、何故かもう一つお客さんの入りが良くなくって、せっかく遠くから来てくれている彼らには申し訳なく思っています。
今回も始まりはとっても寂しく、でも演奏はストレートな気持ちいいジャズで、実は始まってしまえば客の数なんかどうでもよくなってしまうのですがね。
この日は同じ時間に21世紀美術館で、もっきりやでもおなじみの水谷浩章率いる「PHONOLITE」というオールスターメンバーのコンサートがあり、先にわかっていれば日にちを変えたのに、とちょっと残念でした。
アフタアワーではMJSのメンバーとのセッションもあっていい感じに終れたのでなおそう思います。
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2008年11月03日

11/3「ソウルフラワー・アコースティック・パルチザン」

アコパルももう三回目、ますます熟成したサウンドと強いメッセージは彼らの独壇場です。音楽と社会的なメッセージの安直な相乗りというのはみっともない事も多いのですが、ソウルフラワーが歌うストレートな想いが聴く者に感動的に届くのは何故でしょう。
たくさんのファンの方がきっといろんな答えを用意しているでしょうからここでは一つだけ、中川敬の眼力の強さ、というのはどうでしょう。
あの目で見据えられ、しっかりと文語に近い詞が歌われる時、聴く者の中に長い間眠っていた(または、一度も表に出る事のなかった)人間の感性に火がつくのです。
「ベラ・チャオ」も「満月の夕」も「インターナショナル」も、21世紀の今いのちを持つ事が出来るのは何て素敵な事でしょう。
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この夜の三人は素晴らしかったと思います。リクオのソウルフルなピアノ、奥野真哉の切なげなアコーディオン、中川敬の遠い国を思い出させる三線の響き、音楽というのは時々こんなふうに奇跡を起こす事ができます。だからみんなこんなふうに続けているのです。

12時を過ぎた頃、ピアノに向かって歌うリクオはなかなかいい感じでした。
クリスマスイブに歌ってもらうのを決めました。12/24、「リクオのクリスマスイブ」です。
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2008年11月02日

11/2「安井さち子トリオ」

アキコ・グレイスに続いて安井さち子、日本ジャズ界を代表する素晴らしい女性ピアニスト達の演奏が続きます。金子健=大隅寿男の円熟のリズムにのって弾きまくる安井さち子は本当に楽しそう,おなじみのスタンダードやジャズの名曲にキャッチーなオリジナルもまじえてみんな大喜びの夜でした。
アフタアワーも色っぽい話(これは大隅さんの独壇場)も含めて長い間ジャズシーンにいた人達にしかできない楽しい宴会、ぜひ一度みなさんにも、と思います。
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2008年10月31日

10/31「アキコ・グレイス...Graceful Vision」

予想をうれしく裏切ってくれるライブというのはそうはありません。
繊細な女性ピアニストの美しいトリオ、じゃないわけではないのですが、プログレの壮大な音世界を思わせるような構成の曲に挑むアキコ・グレイスは優雅で壮麗、ファンタスティックでアグレッシブ、とぴったりの形容詞が見当たらないギグをやってくれました。
おじさまファンの人達がびっくりしてる姿もうれしかったですが、真剣に見入る若いジャズファンの人達もとても印象的でした。
コモブチ=藤井のヴィヴィッドなリズムに鼓舞され,時には切り込んで行くアキコ・グレイスの勇姿は印象的な立ち振る舞いとともにとても魅力的、最高の一夜でした。
知らない人は深窓の令嬢みたいな印象あるかもしれませんが、これがビールもワインも大好きな明るいお姉様、ファンになってしまいました。
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2008年10月18日

10/18「LONICERA....さがゆき&小室等」

前にも書いたのですがロニセラというのは忍冬(すいかずら)のこと、ウィリー・ネルソンが手に負えない愛すべきフォークシンガーを演じた映画を思い出しますが、この二人の熟年シンガー(失礼、かな)も今歌っているその事が、その歌が楽しくってしかたがない、っていう感じです。
この夜のステージは今までの何度かの二人のライブのなかでも飛び抜けて良かったように思います。出たとこ勝負のいい意味での雑さがライブの魅力にプラスに作用したようですし、スタンダードを日本語で歌う、というのも前にも増してこなれてきているように思えます。
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僕としてはさがさんに無理言って歌ってもらった「雨の遊園地」(でしたっけ)がうれしかったし、「死んだ男の残した者は」も「鉄腕アトム」も「YOU GO TO MY HEAD」もみんなみんなうれしい歌ばかりでした。

そして打ち上げ中に入ってきたのがこの時期いつもの加々美淳と渡海真知子、さっそく一曲ってことで極上のサンバ、さがさんも小室さんも楽しそうに聴いてました。
いい夜でした。
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2008年10月17日

10/17「中村健吾トリオ fea.片倉真由子&海野俊輔」

気持ちのいいモダンジャズのピアノトリオはとてもいいものです。
客に媚びず、開き直らず,独善的にならず、冷笑的にならず、楽しくスイングする......ただ、これって裏返しするとジャズの魅力でもあるのですね。サービス満点、唯我独尊、かたくなにスイングを拒否、一項目づつ顔が浮かんだりもするのですが、それはまた。

ニューヨークで活躍するベーシスト中村健吾と、日本に帰ってきてみるみるうちにブレイクしているピアニスト片倉真由子、ニュージェネレーションを代表する富山出身のドラマー海野俊輔、というトリオは、長いニューヨーク暮らしの中村健吾のジャズファンに対する愛情溢れるリスポンスが心地よい素敵なトリオでした。
きっとみんなが感じたのでしょうが、特に、片倉真由子の真っ直ぐな素晴らしいピアノは、やっぱりジャズっていいよねって言い合いたくなる、そんな魅力いっぱいでしたし、センスのいい海野俊輔のドラムスも表情は原大力みたいに楽しそうだし、何よりリーダーの骨太のベースは快走するピアノトリオの核としてほとんどナマ音のトリオを見事にスイングさせます。
アフタアワーは金大MJSのメンバー一人一人をフューチャーしてのセッション、こんなメンバーと一緒にプレイできる楽しさ,少しは感じてくれたでしょうか?
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2008年10月16日

10/16「なお亭......NAOTO」

ポルノグラフィティーのコンサートの前日だったもっきりや初めてのNAOTOのライブは一日でソールドアウト、というもっきりや始まって以来の人気でした。(逆に言えば、こんなに素敵なミュージシャンをいっぱいやってるのに如何にソールドアウトが少ないか、という事でもあるんですが)
今回の「なお亭」というユニット、本当に才能豊かな啼鵬というピアニスト=バンドネオン奏者とNAOTOの二人にゲストサポートとしての 遠山哲朗がギターで加わる、という形のようで、NAOTOと啼鵬の仲の良さがいい感じのステージでした。
バンドネオンというきっととても制約のある楽器を駆って華やかなNAOTOのヴァイオリンと渡り合う啼鵬が「なお亭」の音楽の味を決めているようです。
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2008年10月15日

10/15「サルガヴォ アゲイン!」

激しく先鋭的でありながら、キャッチーな魅力という点ではおそらく最高のユニットだと思います、サルガヴォ、一年半ぶりの登場です。
いっぱいいっぱいの感がなくもなかった(でも圧倒はされました)前回に較べて、さらにヒートアップした今回のステージはいい意味での余裕も出てきて、「音楽の楽しさ」も十分に味わえるライブになったと思います。
とはいえ鮮烈なタンゴのリズムをベースにしながら行き交う旋律の乱舞はエキセントリックと言ってもいいくらい、このへんの楽器やってる人いやになるだろうな、といらぬ心配してしまうような見事なものでした。
ライブのあとにはヴァイオリンの馬の毛がいっぱい落ちていて奮闘のあとを物語っていました。
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2008年10月13日

10/13「あがた森魚 60周年」

還暦ライブです。僕も来年なのでやろうとする気持ちは分かるような気がします。
それにしても、やはり赤色エレジーです。特別な漫画であり歌でした。林静一の絵、あの頃、さち子や今日子、涼子、なんて名前の人と付き合ってた者にとってはなおさらに胸にしみたでしょう。
もう何十年もたって、あの折れそうなうなじや濡れた瞳や、そんなこんなは目をつぶってもなかなか浮かんでこなくなりましたが、歌は、旋律と言葉は、しっかりと思い起こさせてくれます。
僕にとってのあがたさんのライブはいつもそんなです。
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2008年10月12日

10/12「kenny-T & monochrome」

お昼は金大MJSの三世代ジョイントコンサート、夜はkenny-T & monochrome、と10月の日曜日らしい忙しさ、お疲れさま、ってMJS OB達を送り出したあと、早速ライブのセッティングです。
名古屋からの遠征バンドを迎え撃つ「寅若バンド」、なんですが、これがとてもいいライブになりました。なんていうか、フュージョンなんだけどあんまりせせこましくないっていうか、ちゃんと一人一人のプレイヤーが周りの音確認しながら演奏してるのがいい意味余裕につながっているっていうか、とにかく音のバランスも含めて良かったと思います。
年内にでもまたぜひ。
カメラの電池切れで写真が撮れませんでした、ごめんなさい。
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2008年10月11日

10/11「瀬木貴将&榊原大」

すっかりおなじみのこのコンビ、今回も最高のステージでした。
瀬木さんのお化けサンポーニャ、なかなか魅力的な音でした。
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10/11「瀬木貴将&榊原大」

すっかりおなじみのこのコンビ、今回も最高のステージでした。
瀬木さんのお化けサンポーニャ、なかなか魅力的な音でした。
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2008年10月08日

10/8「マダムギター長見順」

ドラムスをバックにギター弾きながらの歌というのはなかなか厳しい編成です。
スイングバッパーズのドラムス、岡地さんのブラッシュとはいえボリューム感たっぷりのリズムはさすがのマダムギター順さんのボーカルやギターもおとなしく聞こえるくらい、でも大西ユカリもびっくりのオヤジ讃歌は集まった熱心なファンの人達には心地よく響いたようです。
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2008年10月05日

10/5「ロマチカ・オーケスター」

子供達との練り歩き(という言葉がふさわしくないほど整然とした、旗ふり隊までいっしょの楽しい行進でした)のあと、柿木畠の屋台でいっぱい食べて飲んで旅館で熟睡したメンバーは、8時にもっきりやに現われました。エキゾチックなリズムで激しく咆哮するサックスやクラリネット、ユーモラスに豪快なチューバ、ザッハトルテの時がウソのような激しい都丸君のアコーディオン、と一曲目からクレズマーとジャズの圧倒的なミクスチャー、軽い打ち上げ気分だった一部のお客さんもびっくり、です。
リーダーの瀬戸君属するおなじみのフレイレフ・ジャンボリーよりも更にえげつない、東欧、トルコの獣の匂いがするようなエネルギッシュな中に忍び込んだ一抹の哀愁がたまらなく魅力的なサウンドです。
「いたる」と「全開口笑」からの差し入れで楽しい打ち上げにはこの日金沢でコンサートのあったファドの松田美緒さんとギターの鬼怒無月さんも顔を出し、ワイン、日本酒、ビールの林立する宴会はそのままペーパームーンへ。
そのまま終るはずもなく、またぞろ楽器をケースから出して、今度は美緒さんを囲んでのジャムセッション、歌い踊る彼女と廻りの踊りながら吹いたり叩いたりしてるみんなの姿は、夜中の二時過ぎの金沢ではなかなかに見られない光景だったと思います。
この一日の終り方としては最高のエンディングだったかもしれません。
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2008年10月04日

10/4「TWIN!...江川ほーじん&水野正敏」

エレクトリックベースデュオ、四弦と六弦とはいえベース二本、ウッドベースデュオなんてのはどんなにうまくてもちょっと(すみません)、ってとこあるんですがエレベの場合はどうでしょう?
で、これが面白いんです。体育会系江川ほーじんと幻想文学系水野正敏というキャラの違いだけとは思えない多彩な内容、土曜日ならではのフリのお客さんも喜んでました。
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