2015年06月27日

「GIRL TALK 〜 北陸女子流 "福"と"富"招くお喋りなジャズ〜」 布上智子(vo) Kana(fl) 馬渕侑子(p)

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華やかで楽しい夜になりました。そこそこ気の強そうな3人の美人さんが一緒にステージに立つんですから選曲、編曲、いろいろ大変だったのかななどとも思うのですが、実際には笑いの絶えない土曜の夜になりました。
さすがはキャプテンシーをとった布上智子、日本のポップスからジャズ、フィールドのサンバまで幅広い選曲が魅力です。初めて聴く二人も大健闘、特に馬渕さんのピアノは硬質の小気味のいいキレのあるフレーズが魅力的、北陸に居てくれるのはうれしいですね。
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2015年06月26日

「高田渡トリビュートライブ“Just Folks”金沢編...高田漣」

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お父さんトリビュートで日本中をまわると、きっといろんな昔話を聞かされるのでしょう、亡くなってから十年、デビュウーしてからもう少しで五十年にもなるんですからたいていの話は笑って過ごせそうです。出会いと別れとの繰り返しで旅を続けたあの頃のフォークシンガーたちの喜怒哀楽、"So long, it's been good to know you"(アバヨ、あんたと知り合えてよかったよ)...。
高田漣はそんな雰囲気を今も持っているこの時代希有な人です。数えきれないポップな人気者たちのバックをしながら、アメリカのルーツミュージックに対する深い思いをはずさない魅力は、こうして一人ギターを持って弾き語る時更に輝きを増します。
そこそこ年齢層の高いお客さん達の温かい期待に取りまかれて、この夜のライブはとてもいいものでした。
懐かしい歌、忘れられない歌、お父さんよりはちょっとだけスマートな声とかなりスマートなステージングは、誰のものでもない高田漣その人の姿でした。
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終わった後少しだけお話することができました。いつか佐藤良成やTARO達とスイング・セッションする姿を夢に最高の職人でいてほしいと思っています。
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2015年06月25日

「三四朗=小畑和彦」三四朗(sax,fl) 小畑和彦(g)

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きっとみんな知ってる曲ばかり、それもその時代に深く心に残る名曲ばかりですから、こんな場所慣れてないお客さんも楽しんでくれたと思います。そしてゲストのピアニスト(ごめんなさい、写真ぼけてしまいました)、そして奈緒ちゃんと優希さん、いいライブになりましたね。いいミュージシャンとの共演は音楽する人にとっては何よりのプレゼントです。またこんな機会を!
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みんなお揃いで!
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2015年06月22日

「サイモン・コスグローヴ・トリオ...Always Smiling」 サイモン・コスグローブ(p), 山村隆一(b)海野俊輔(ds)

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一曲一曲を丁寧なアレンジで、その曲の魅力を表現する、近頃なかなかないスタイルのピアノトリオでした。
例えば"Wouldn't it be Lovely"、このちょっとお洒落な小唄をサイモンはビリー・テイラーのアレンジです、と明かしながらでも小粋にスイングします。ちょっとアンドレ・プレヴィンやオスカー・ピーターソンを思わせるような(ちょっと誉め過ぎかな、本人も照れてました)素敵なリラクゼイションを聞かせてくれました。
二人の堅実なリズムはこんなスタイルにはとてもよくって、もう何のストレスもない二時間、途中、ちょっと困った飛び入りのアメリカ人もいましたが、楽しいトリオの夜になりました。いろいろ重なったのか金沢のミュージシャン達が聴きに来てくれなかったのは残念でしたが、でも、こんあ上品なピアノトリオ、聴けて嬉しく思っています。サイモンのアルトを吹く姿も。
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2015年06月21日

「寿[kotobuki]band LIVE at もっきりやvol.3」 壽(ナビィ&ナーグシクヨシミツ)&ジゲン(b)【from 桃梨】 横瀬卓哉(Per)

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日曜のお昼、元気いっぱいの壽のお二人、サイドマンも入れた豪華ヴァージョンで登場です。
島唄とオリジナルを取り混ぜたメニューですが熱心なファンの人達に囲まれて熱気溢れるステージです。
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2015年06月20日

「エリザベスまつり...梅雨空をぶっとばせ!」 興津和美(org) 浜西公博(ts)加賀円将(b)中沢宏明(ds)

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満員のお客さん、エリザさんのいつものファンを中心に子供達も4人のハードなジャズに聴き入っていました。
ハモンド、サックス、ベース、ドラムスというある意味コアなサウンドで、しかもなかなかにむずかしい曲がライブでしたがお客さんの集中感は最後まで切れずアンコールまで。
外人の観光客が窓から覗き込んでたり、ニューヨークのダウンタウンのジャズクラブの土曜の夜に少し暗いは似て来たかな。
ハモンドのライブ、なかなかいい写真が撮れません。背中からになってしまうのは仕方がないのですが...。
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2015年06月19日

ジム・クエスキン&サモア・ウィルソン」 ジム・クエスキン(vo,g) サモア・ウィルソン(vo)佐藤良成(g,fiddle)TARO(mdln)岩見継吾(b)近藤哲平(cl)

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もっきりや44年のなかで忘れられないライブの夜というのはいくつかあります。そしてそのかなりの部分が麻田さんのトムズキャビンの制作によるものだというのは、いいミュージシャンをチョイスしているというのは勿論ですが、このアメリカン・ルーツミュージックなるものの本質的な魅力によるのではないかと今夜思いました。
素人っぽさこそが命、というようなラフなアンサンブルの合間から心の琴線に触れる宝物のようなギターやフィドル、マンドリンのソロ、セクシーなボーカル、とても近い距離のお客さんも一緒にミュージシャンの奏でるグルーヴに身を任せられる幸せな空間こそがライブの楽しさなんだと。
ジム・クエスキン、三回目のもっきりや、そして素晴しいバンドでの演奏、そんな一日を。
サウンドチェックの段階からトムズの麻田さん、いい感じです。
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メンバー揃いました。クラリネットの近藤さんはサモアの後ろでした、すみません。
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佐藤良成と差しで勝負、ではなくて真剣な交流です。
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抜群にスイングする5人、至高のサウンドです。
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曲によってはセクシーに。サモア・ウイルソン、バンドマン達の表情も緩みます。
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さすがに鋭い佐藤良成、サモアに最高のサポートです。
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正味二時間、二十曲近くの素晴しいステージでした。この人と同じ舞台に立てるだけで幸せ、というそんな気にさせてしまう圧倒的な魅力が音楽を通じてにじみ出て来るような、おそらくは二度とない瞬間でした。
打ち上げは近くの鉄板焼き屋さんからペーパームーンへ。本当にいい夜でした。
最後に、ちょっとボケ気味ですがジムさんとの記念写真、恐縮です。
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2015年06月18日

「MaiMai2ndアルバムリリース記念ライブin 金沢」 水野正敏(b)桝谷マリ(ds)足立藍子(sax)

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楽しいMai Mai 今回も華やかにファンキーな曲の連続、元気いっぱいの桝谷マリのドラムスと案外クールな足立藍子のサックス、御大水野正敏の重厚なベースがベースを作っていい感じです。ファンの人達、次回はお友達も誘ってね。
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2015年06月17日

「KEIKO LEE 2015」ケイコ・リー(vo,p) 荻原亮(g)

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ギターとボーカルだけで「キャラバン」なんて聴いたことあります?
エキサイティングでグルーヴィー、見事なジャズになっていました。
歌う時のケイコさんのヴォイスはまるで深いリヴァーヴがかけられたように声自体に広がりがあります。それで方向性を持ったベクトルのように聴いてtる人にストレートに届くのですからたまりません。
だから、ある意味ポップスの名曲を歌う時の説得力は圧倒的です。
この夜もシンディー・ローパーの「タイム・アフター・タイム」、カーペンターズの「スーパースター」、そしてアンコールにはポール・マカートニーの「マイ・ラブ」と好きな人には魅惑のレパートリー、溜息のでるような曲の連続でした。
近頃金沢でも歌う人が増えていますが、こんな表現、こんなヴォイス、こんなディクション、まるで別次元のようなステージは一度ぜひ目の前で体験してください。
打ち上げは美味しい「いたる」で。
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2015年06月16日

津軽三味線DUO!「魂の響き!」 佐藤通弘(津軽三味線) 吉見征樹(タブラ)

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年に一回の「魂の詩」、お客さんは少ないけど毎回その音楽の緻密さ、圧倒的なグルーヴに感動しています。いろんなバンドで現れる吉見さんはもうすっかりおなじみですが、津軽三味線の佐藤通弘さん、お話をうかがうと津軽発、フリージャズもヨーロッパもののしりも、みんな通り過ぎての今の姿、納得と感動です。
どんなにお客が少なくてもやっていくぞ!という強い気持ちになる夜でした。みなさん、ありがとう!
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2015年06月15日

「"DuoRama Standards"発売記念ライブ....布川俊樹×納浩一」 布川俊樹(g) 納浩一(b)

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DUORAMAはもう三回目、結成されてからずっと聴き続けられたこと幸せに思います。
最初は確かエディ・ゴメス・トリオの次の日、目の前で聴くゴメスやジミー・コブの演奏に舞い上がってしまい、集客も含めてお二人には申し訳なく(今でも)思っています。
今回はスタンダード集、ほとんどがアマチュアのミュージシャン達も演奏する有名な曲ばかり、来てくれたみなさんにはきっと参考になったんだろうと思います。二人のプレイはピュアで繊細かつグルーヴィー、溜息の出るようなフレーズの連続です。辛島トリオのキレのいいグルーヴとはまた違った魅力、ジャズってやっぱり面白いですね。
終わった後は打ち上げで「いたる」さんへ。夏でも夏枯れしないお刺身の桶盛りがうれしいですね。
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2015年06月14日

「"to〜...渡辺シュンスケ×ゆーきゃん×やまも」 渡辺シュンスケ ゆーきゃん やまも

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初めて聴く渡辺シュンスケ、美しい音の選び方やハーモニー、メロディアスなラインといつかピアノ・トリオが聴きたくなるような素晴しいピアニストでした。ジャズの世界から来た人ではないのですが、そのポップでスマートなスタイルは趣味のいい柔らかな感性のステージにつながっているんだと思います。
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OAとして演奏してくれた「やまも」と「ゆーきゃん」の皆さん、初めて聴きましたが自分たちのやりたいことがはっきりわかるステージだったと思います。ありがとうございました。
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2015年06月13日

「杉真理&村田和人のずっと還暦☆ツアー」 杉真理(vo,g) 村田和人(vo,g)

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もうサウンドからして大瀧詠一が浮かび上がってくるような、そんな青春を過ごした人にはたまらない一夜でした。たしかに還暦は過ぎたけど、このしつこく迫って来る若々しさはどうでしょう!
達郎のコンサートの夜は夜中まで片町が賑やかという、それはやっぱりうれしいです。
酸いも甘いも、とは言いません、でもこの二人の"Forever Young"という道はまだまだ続いていきそうです。
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2015年06月12日

Everything I Love...辛島文雄トリオ」 辛島文雄(p) 楠井五月(b) 小松伸之(ds)

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素晴しいピアノトリオ、聴いてくれた人みんながそう感じたと思います。熟成した三人のコラボレーション、スリル溢れるインタープレイ、ジャズの聴き始めにこんなライブに出会うと、一生この音楽と付き合って行く原点になるような、そんな夜でした。
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終わった後は即席のワークショップ、そして記念写真、本当にありがとうございました。
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2015年06月11日

「ハシケンRERAMAKANIソロツアー at 金沢もっきりや」

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二年ぶりくらいのハシケン、リクオやハマケンやいろんな人達とも一緒に来てくれましたが、今回はじっくりと彼の美しい歌を聴けました。
こんなライブをやるたびに、僕もどこか行きたいなという想いが深まるのですが、一ヶ月でも完全な休みをとれるのはまだまだ先のようです。目をつぶってハシケンの歌声を聴いていると奄美や石垣、南の透き通った海が浮かびます。平和が一番、違いますか。
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2015年06月10日

「桜井秀俊....Don’t think. SING! Vol.4」 桜井秀俊(真心ブラザーズ)(VO,G)

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リラックスしたあたたかなライブだったと思います。僕は真心ブラザースもちゃんと聴いた事なくて、でも初めてなのに随分楽しく聴かせてもらいました。これも櫻井さんのパーソナリティーの魅力?
もっきりやのバイトのお嬢さんもすっかりファンになってしまったようです。
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2015年06月07日

「TReS...早坂紗知G」 早坂紗知(sax) Rio(bs) 永田利樹(b)

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激しくも美しく燃え、そんな形容がぴったりでしょう。ラテンやブルースのスピリットをしっかりした構成にのってアグレッシヴに表現する音世界はとても魅力的です。ピアソラも彼らのオリジナルもみんないいのですが、僕としては真っ正面からやってくれたトム・ウエイツの「子供達をよろしく」、30年近く前の映画ですが、あのテーマをこの3人は心を込めてやってくれました。1990年頃のニューヨーク、一ヶ月足らずの滞在でしたがやはりどの国のどの旅行よりも印象に残っています。
こんなこと書いてたらまた行きたくなってしまいました。来年あたり...。
ライブのあともいろんな話が出てきました。楽しかった!
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2015年06月06日

「寺岡呼人 徒然道草〜第十一幕〜」〜新作アルバム『詠歌集〜其の八〜』〜 寺岡呼人(vo,g)林久悦(ds)(b)林由恭

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友よ、俺たちもう40だぜ、と歌う寺岡呼人、なかなかカッコ良く、今回はトリオ編成で楽しくロックンロール!みんな大喜びです。
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いや、百万石祭りの行列の日、ぞろぞろ歩く人と駐車場探して渋滞する車を窓の外に見ながらのライブ、ちょっとサディスティックな快感さえ覚えそうです。
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2015年06月04日

「スパニッシュコネクション〜 CD「A Mi Manera」発売記念ライブ 〜」 伊藤芳輝(g) 平松加奈(vln) 吉見征樹(tabra)

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いつも華やかで美しいメロディーラインの曲ばかり、もっともっとたくさんの人に聴いてほしいスパニッシュコネクション、今回も3人の歌心が聴いている者をロマンティックな冒険の旅へと誘います。
エッジの効いた躍動感はスパニッシュを追求するバンドの中でもピカイチ、更に深いグルーヴがサウンドに陰影を与えます。
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今回の打ち上げはそのままもっきりやで。楽しいライブはいいな。
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2015年06月02日

「THE DUO: Circle Game...金子雄太×江藤良人」 金子雄太(orgn) 江藤良人(ds)

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ハモンドが好きな人にはたまらない夜でした。二人のインタープレイはグルーヴィーかつアトラクティブ、良く知っている曲を中心に金子雄太のチャーミングなオリジナルをまじえた構成は飽きさせません。そして勿論、スインギーな江藤良人のドラムス、ドリーミーなサウンドに切れ込んで行くシャープなアクセントはスリル満点でした。彼は一ヶ月後井上陽介カルテットで再訪、みなさんも見逃さないでください。
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