
楽しくって懐かしくって、年上の人たちに失礼ですが愛おしい気持ちさえ湧いてくるような、そんな夜でした。
寒そうにジャケットにくるまって入ってきた彼らが舞台に立つ時はかっこいいアロハ、ハワイで結成されたというルーツそのままで嬉しくなってしまいます。
この四人でのツアーは久しぶりなのかもしれません、出だし不揃いの時は笑いながら「Take 2」、休憩なしの2時間近くは70歳を超えやがて80という四人には決して楽ではないかもしれませんが、終始楽しそうにステージを勤める姿は本当に幸せそうです。


アンコール、なんとなんとチップ・ダグラスとジェリー・イェスターがステージに残り、二人だけで珠玉の歌、もちろん「Day Dream Believer」もです。ジェリーさんは"Loving Spoonful"の懐かしい歌を2曲、こちらも"Daydream"です。


1963年から今までメンバー全員が変わらずに、しかもみんな元気で歌い演奏し、この世に生きている、というそれだけでも素晴らしいじゃありませんか。
打ち上げの「いたる」もたくさんの種類の魚見ながら、これはハワイにはいないとかこの顔は可愛くないとか大騒ぎ、愛すべき四人でした。
またやりたいな、またここで歌いたいよ、っていう最高の言葉をもらって、また一つ自慢できることが増えたかもしれません。
麻田さん、KAZさん、本当にありがとう、お互い、いつまでもこんなこと楽しみ続けましょうね。