「okamoto island＆ CHIKO !」 岡本博文(g) 佐伯準一(key) 荒玉哲郎(b) マーティーブレイシー(ds)& CHIKO(vo)

親しみやすいメロディーと明るいグルーヴ、楽しいokamoto islandも案外久しぶりです。
あいにくの花火にお客さん取られましたが、熱心なファンもいっぱい来てくれました。そして何よりCHIKOちゃんのカムバック、ほとんど２ヶ月ぶりくらいの感動的なシャウトです。
CHIKOとバンド、相性がいいのはわかってたつもりですが、もう昔からの仲間のようなリラクゼイション、みんなから歓声が上がります。
この組み合わせ、またやりたいな、すぐにでも！

「柳原陽一郎….小唄三昧の旅 金沢篇」 柳原陽一郎(vo,g,p)

ギミックな歌詞と親しみのこもった旋律、まさにキラーツールですね。
早川義夫やミチロー、三上寛さん、岡林信康さん、そして柳原陽一郎、みんな最高です。

「高免信喜トリオ 2019」 高免信喜(g) 棚橋俊幸(b) 會川直樹(ds)

たくさんのグループ、ミュージシャンのライブやってますが、ジャズその他を問わず、きっと一番真摯なミュージシャンの一人だと思います。
これがモダンジャズギター、という演奏の後、金沢のミュージシャンたちとの時間が持てればいいと思っているのですが...。

『梶原順×廣井謙次アコースティックギターデュオライブ』 梶原順(g) 廣井謙次(g)

選んでくれた曲がほとんどフュージョン、AOR時代の懐かしい名曲ばかり、スターミュージシャンたちが輝かしかった時代のもので、それだけでも嬉しくなってしまいます。二人の音色が素晴らしく、聞き惚れてしまいます。

「ENCOUNTER 2019」 浜崎航(ts,fl)堀秀彰(p) 高瀬裕(b) 広瀬潤次(ds)

こういうライブの後は絶賛だけでいいんですが、聴きながら思っていたのは、自分はジャズやってますって人がなぜこうもこないんだろう、これ聴かずにどうすんの！ってこと。
もちろん熱心な何人かの食い入るように聴いている人たちもいたのですが、嬉しそうにFBに、昨日のセッションは楽しかったです、なんてあげてる人たちがなんて多いことか、なぜ聴かないんだよう！とCHIKOちゃんみたいに怒ってしまいそう。
一人一人素晴らしくて、一緒になった時もっと素晴らしい、っていうジャズの一番魅力的なところをこんなにまっすぐに演奏してるというのに。
話が逸れました。真っ当なモダンジャズの究極まで行った姿、の一つなのかも。脱帽です。

「CHERRY AVENUE...ジェイソン＆ケヴィン Jason Lee Bruns & Kevin Baché」 中島徹(p)坂崎拓也(b)Jason Lee Bruns (from LA)(ds)近藤和彦(as)Kevin Baché (fromLA)(vo)

ウエストコーストからヴォーカルとドラムス、日本サイドからサックス、ピアノ、ベース。
賑やかで楽しいライブにはなったんですが、結果的には日本の３人、中島徹(p)坂崎拓也(b)近藤和彦(sax fl)の魅力が満開の印象が強く、頑張ってたLAのお二人にはもっとポップな場所があってたかも、というところでしょう。

「木根尚登...NAOTO KINE 2626ツアー」 木根尚登(vo,g)

さすがTM NETWORK、ただ小室さんと木根さんが同じグループずっとやってたというのが不思議といえば不思議、まあ、今日のトークで少しはその謎わかったようにも思いますが。
面白かった、歌もトークも。さすがです。

「ハチャトゥリアン楽団＆ JabBee ….ニューアルバム"Mac 'n Cheese”＆”風の歌”発売記念!」 ハチャトゥリアン楽団：丸山朝光(vo,banjo) 河原真彩(tp) 新谷健介(cl) 東方洸介(tuba) 三輪朋彦(ds) JabBee(ジャビー）：JabBee(vo,g) ladyeria(sax,cl,cho.)

ハチャトリアンとJabBeeの２マンライブ、実際に顔合わせははじめてだそうですが、お互い知人を通じての濃い関係みたいで、音楽的にもJabBeeのブルーな疾走感とハチャのめちゃ楽しいワクワク感が一緒になってとても楽しい夜になりました。アフタアワーのお酒も久しぶりに楽しかった！あとはいっぱいのお客さんの歓声で迎えることかな。

「TONE BASS TRIO 北陸ツアー fea.片岡ゆき」 片岡ゆき(p)刀祢直和(b)水上洋(ds)

関西のベースのベテラン刀祢直和さんのトリオですが、ちょっとバスター・ウイリアムスがリーダーの時のトリオみたいないろんな仕掛けをしてくるピアノトリオです。ピアノは初めての片岡さん、楽しませてもらいました。

「ジョシュア・ブレイクストーン・トリオ」 Joshua Breakstone(g)福呂和也(b) 森下マイルス啓(ds)

地味だけど、ジャズのエッセンスあふれるとても魅力的なギターだと思います。長いキャリアから蓄えた絶え間ないアドリブラインの創作、このごろ耳にしなくなったハードバップの名曲のフレーズも次々と。いいなあ。

「七夕の夜…FOUR VOCALISTS on a MILKY WAY」 深澤恵子、吉村未来、伊村えり、細木優希(vo) 福井直秀(fl) 後藤洋子(p) 山本進一(b) 大桑宇一郎(ds)

今年の七夕も浴衣姿の素敵な４人で艶やかに過ごせました。ありがとうございます。

「ハクエイ・キム・ピアノ・ソロ 2019」 ハクエイ・キム(p solo)

久しぶり、ハクエイのピアノソロですが彼のサウンドの激しさと美しさが豊かな世界を描きます。後半のスタンダード集も魅力的、いいものばかり聴かせてもらってると夢から覚めるのが怖かったりして。

「WATER COLORS…和泉宏隆トリオ」 和泉宏隆(p) 吉野弘志(b) 石川雅春(ds)

バンド名通り水彩画のように美しいピアノジャズ、さらに繊細なベースとドラムスがハイレベルのサウンドを作ります。楽器の音が綺麗というのは本当に魅力的です。

「ZEK AGAIN @ MOKKIRIYA!…清水くるみ／米木康志／本田珠也」 清水くるみ (p) 米木康志／本田珠也(ds)

なんていうか、何書いても文章の無力を感じます。だからこんなライナーは「聴けよ！」の一言でいいんですね。
昔のドナルド・ベイリーだったかのアルバムに、ただ一言 "LISTEN !" と書いたライナーがありましたが、かっこよかったなあ。まあ、そうすると評論家っていらなくなるから...。

「オフィス書庫企画巡回展 on tour vol.5 "meu amigo”」 小鳥美術館＆うつくしきひかり 小鳥美術館：島なぎさ(Vo)牧野容也(Gt) うつくしきひかり：中川理沙(vo,pf),MC.sirafu(steel pan)

７月は静かで端正なサウンドのライブから。
この二つのバンド、とってもいい感じです。日曜の夜の熱狂とはまた違った音楽の楽しさ、美しさなんだと思います。