

ずっと昔、まだコンコルドレーベルが輝きを放っていた頃、看板ミュージシャンはなんてんたってテナーのスコット・ハミルトンでした。金沢でもホール公演の後立ち寄ってくれました。時系列危ないのですが、ハリー・アレンという名手も現れた頃だったでしょうか、でもスコット・ハミルトンはやはり巨匠の風格でした。(だとすればコールマン・ホウキンスやベン・ウエブスターの存在感はいかほどだったでしょうか!)
で、オカモトショウです。スコットさんの長男だそうで、(スコットさん、現在はイタリアに住んでお元気だそうです)何十年ぶりかに同じ店でライブできるなんて、ってわけで唯一の父子共演したことのあるという"ROOT 66" を歌ってくれました。
まあ、大方のファンの方はそんなことどうでもいいわけで、カヴァーからバンドの曲まで歌いまくるショウくんに大興奮、後ろの方スタンディングといういつもと違うもっきりやは大騒ぎ、楽しい夜になりました。
アンコールはラッパーのRYOHUとのセッション、こちらもいい感じでした。