
もっきりやでは殆ど25年ぶりくらいのオクトパス、パーカッションの広瀬君の追悼という(トランペットの西さんももう向こうに行ってしまいました)ちょっとセンチな部分を思いっきりラテンなブラスとリズムで吹き飛ばそうというバンドクレイジーのメンバーが素晴らしいライブをやってくれました。
2トランペット、2トロンボーン、1サックスにキーボード、ベース、ギターにボーカル、そして3パーカッションという華やかなバンドサウンドが哀愁あふれるサルサ一色に彩ります。
みんな久しぶりの曲ばかりなんですが、勢いとノリ(一緒か)でエキサイティングなステージ、昔の彼らを知らないお客さんも大喜びです。あんな頃からこんなバンドをやろうと始めた人達が結成以来愛し続けてきたラテンの魅力がいっぱいの世界、みんなが50歳超す頃になってもこんな楽しそうにやってる姿はやっぱりいいです。
終わった後は打ち上げ、いろんな話がでました。広瀬君の家族の人達も残ってくれて、こんないいかげんなライブに追悼なんて言葉を付けてしまってと恐縮する僕らにありがとうという温かい言葉をもらいました。
人が逝ってしまうのは順番ですからいつ誰がというのは誰も止められないわけですが、でも、いろんなこと、憶えてるのはうれしいことだと思います。
いい夜だったと思います。

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