2005年02月20日

2/20「こんにちは、ベーゼンドルファー」

もっきりやの初代のピアノはビクターでした。
今はそんなメーカーありませんが、りっぱに「犬と蓄音機」のビクターがピアノを作っていた事があったのです。
鍵盤はでもちゃんと象牙で、タッチは重く、少しお年のいったピアニストからは重い重いと不評でしたが、元気のある、例えば板橋さんにはいいピアノだよ、と褒められました。
ですから、遊びにきてくれたデューク・ジョーダンやトム・ウエイツ、テテ・モントリュー、レイ・ブライアントが弾いたのはこのビクターのピアノです。
7、8年めに「いい状態のヤマハが出たよ」というのでこの日まで大活躍してくれた今のヤマハのC3がもっきりやの二代目のピアノとなりました。ビクターに比べればずっと軽く、音色も明るく、鳴りもよく、来てくれたピアニスト達からは随分誉めてもらいました。
ケニー・バロン、ハロルド・メイバーン、ブルース・バース、デューク・ジョーダン、ロス・トンプキンス、もちろん洋輔さんも日本の最高のピアニスト達も、大学のジャズ研も子供の発表会も、みんなこのピアノを使いました。

そして、今度は三回目、そしてきっともっきりやの最後のピアノになると思います、ベーゼンドルファーです。
もっきりやに迎える事ができるようになった理由やこれまでのこのピアノの略歴については別のところにも書きました.提供してくださった万丸さんに感謝です。

こんにちは、ピアノ
で、今日は初弾きの日です。
朝、もっきりやのショウウインドウのガラスをはずしてやっとこさ入れたベーゼンは、まだ弦を張り替えたばかり、どんなに調律しても、10分ほどでホンキートンクピアノになってしまいます。
この日のライブは、安部君のカルテット(山内健司(B) 中沢宏明(DS) 神崎暁史(TS))にスペシャルゲストでギターの矢堀さんが加わる豪華なセットで、しかも、何と何と、お久しぶりのピアノの納谷さんまでが乱入、最後にはボイスパーカッションの北村さんまでが登場、ベーゼンのおひろめにふさわしい超豪華な夜となりました。
もっともその頃にはベーゼンはピアノの形をしたちがうものになっていましたが....。
こんにちは、メンバー
こんにちは、なやさん
とにかくありがとうございました。これからもベーゼンドルファーともども、もっきりやもよろしく。
posted by 店主 at 00:00| バックステージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする