まあ、言っちゃ何ですけど最初から僕たちお客さんいなくっても大丈夫です、なんてバンドも時々います。そういう人達にはできるだけ遠慮してもらうようにしているんですが、でもこの夜の4人は少ないお客さんにとまどいながらも自分達の音楽を聴いてもらいたいという気持ちに溢れていました。楽器やってる人には終った後のセッションも含めてとてもファミリアーな態度で(ヨーロッパの人らしい日本人には分かりやすい英語だし)どうしてみんなこんな他にあまりする事もないような休日の夜に、などとブツブツ言ってしまいます。
演奏は見事にコンテンポラリージャズ、構成、サウンドともにスフィンクスの出したい個性が表に出たいいライブだったと思います。アフタアワーのペーパームーンでピアノのデヴィッド・スキナーが弾いてくれたアート・テイタムばりの「Lulu's Back in Town」はお見事、あらためて彼らの音楽のレベルの高さを感じました。
ま、始まってしまえば客の数なんて関係ないんですけど。(などとまだブツブツ言ってます)彼らには楽しい金沢旅行とおいしいお寿司でツアーの空き日を満喫してもらいましょう。

