「SAMURAI GOLD：サムライゴールド...白鶴山] 鶴谷智生(ds) 白井アキト(key) 山本連(b)

若い二人とスーパードラマー、自分の子供でもおかしくない歳の二人との正三角形なピアノトリオは新鮮な反面、なかなか大変なこともあるのかもしれません。でもそこいらを明るく飛び越えて疾走するのがさすがに鶴谷智生、スーパードラマーの証しです。楽しい曲ばかり、遊びながらのスリルはさすがです。

「藤井一彦 (THE GROOVERS)... THE HIKIGATARI JOURNEY 2016@金沢」 藤井一彦(vo,g)

ソウルフラワーの中川敬やリクオが一度聴いてみたら、と言ってたのがTHE GROOVERSの藤井一彦、やっとそのライブが実現しました。もっきりやへはずっと昔、シオンのコンサートの打ち上げで寄ってくれたことがあるそうですが、まあ実質初登場、うれしいライブです。
数は少ないのですが熱心なファンに囲まれて、熱の入った素晴しいギグを聴かせてくれました。何よりいい歌を、いいギターを聴かせてくれます。子供が大好きなおもちゃで遊ぶように、ギターで遊ぶ彼の姿はピュアで真剣です。いつまでのロンリードッグのロッカーとしてやっていくという覚悟のようなものさえ感じられます。
いい歌もいっぱい、みんな、ファンになりましょう！

「IPA from Norway & Sweden」 アトレ・ニーモ(sax)インゲブリグト・ホーケル・フラーテン(b)マグヌス・ブロー(tp)ホーコン・ミョーセット・ヨハンセン(ds)

１２月のホーヴァール・ステューべ・カルテットも素晴しかったのですが、今回のICP、スカンジナビア・ジャズの凄さに圧倒されました。
実質的なリーダーでもあるアトレのデモーニッシュなトーンとメロディアスなラインが混在するテナー、ハードバピッシュなフレーズとフリーキーなトーンが音をまき散らすマグヌス（彼だけがスエーデン人だそうです）の輝かしいトランペット、北欧には珍しく低音を使ったグルーヴィーなインゲブリクトのベース、前回に引き続きしなやかでシャープなホーコンのドラムス、音楽をする楽しさに満ちあふれた彼らのギグは、ジャズを愛する人達にストレートに届いたと思います。
みんなでビールで乾杯したあと、今回オープニングアクトをお願いした金大のMJSのメンバーをまじえてのアフタアワー・セッション、久しぶりにいいセッションになったようです。

というわけで乾杯！来てくれた方々にも感謝！！

１／３（日）１８：００〜 ￥１５００ 「SESSION 103...HAPPY NEW YEAR 2016 !」 細木優輝、中本美智子 羽広志津子、ETSUKO(vo) 木村郁絵(p) 中山トモ(b) 中沢宏明(ds) 丸杉俊彦(tp)

今年も始まりました。また一年よろしくお願いします。
お正月らしく華やかな４ビューティーズとセッション、もっきりやも今年は４５周年の大事な年、一年を通して楽しいステージをお届けできたらと思っています。