2010年08月27日

8/27「夏休みのザッハトルテ」

きっとこれからも2ヶ月ごとくらいに金沢に現れるであろうザッハトルテ、最初の誰も来てくれなかった頃、竪町の交番の前でやったストリートライブの頃が嘘みたいです。でもあの時、彼らのサウンドを聴いて、きっとこのグループはいけると思ったのが間違ってなくてよかったと思います。
今回も何となくいっぱい、って感じで聴きやすいライブだったと思いますが、毎回通ってくれる熱心なファンのあこがれる3人と、3人の実像との微妙なずれは、カウンターの中から見てるとなかなか興味深いものがあります。
まあ、いつまでも無くしてほしくない稚気はザッハの大事な魅力でもあります。
金沢の夜、楽しんでもらえたと思います。
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8/26「北村謙 バンジョーひとり旅」

すっかりおなじみとなった夏の終りの謙さんのバンジョーひとり旅、今回も地元の石川さんのサポートもあっての実現です。
何本ものバンジョーそれぞれに音も違い、バンジョーファンにはたまらないステージだったと思います。
なんとなくサロンコンサートみたいで、人は少ないけどこんなのも嫌いではありません。
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2010年08月24日

8/24「長谷川朗=ポール・ドワイヤー=海野俊輔」

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完全生音でテナーのピアノレストリオ、セクシーにジャズっぽいと言ってもいい渋いサウンドです。
面白いのはピアノが無い分何でもできるはずなのに、3人ともあえて基本はオーソドックス、フリーキーな高まりもちょっとクールに押さえるあたりなかなかの聴きものでした。
3年ぶりくらいの長谷川朗はいまだピュアなニューヨーク時代のサウンドそのもので、そのオフビートなステージングも含めて、今の日本では得難い存在だと思いますし、海野俊輔の切れのいい美しいドラムスも素晴らしく、イギリス出身東京在住のポール・ドワイヤーもちょっとスタイリッシュなかっこいいベース、東京だとちょっと集まってこんなトリオができるんだ、とうらやましい限りです。
海野君は9月のジャズストリート、平賀マリカのバックで来るらしいので、その時また遊びましょうと。
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2010年08月22日

8/22「HARDBOPPERS SUMMER DRIVE !」

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ゆかたにお盆にと金沢のメンバー中心にやってきた夏ライブも今日で一段落、次は9月の金沢ジャズストリートですね。
今夜はハードバッパーズ+焼肉バーベキューというわけで夏休みの打ち上げも兼ねて、と思っていたのですが、あんまりちゃんとみんなに連絡できなくて、でも代わりにみんなお肉いっぱい食べられて良かったような....。
演奏は3管のサウンドを聴くのに慣れてくると細かなアラも見えてくる、という微妙な部分もあったかも。大学のビッグバンドみたいに朝練とかするわけじゃないので荒削りな部分は当然といえばそうなのですが...。
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この日カッコ良かったのはピアノの村中千晶とベースの川東優紀の紅二点、特に村中さんの硬質でハードバピッシュなシングルトーンはなかなか良かったです。
勿論丸杉さんのトランペットは最高で、フューチャーされたステラやブラウニーの「ジョルジュズ・ディレンマ」でのソロなんかカッコ良かったですよ。
金沢ジャズストリートではこのバッパーズにバリトンの名手長島一樹も加わってのスーパーバンド、楽しみにしていてください。
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2010年08月21日

8/21「ある晴れた午後突然に...ジュスカグランペール」

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突然決まったジュスカの昼ライブ、ほんのわずかしか日にちがなくて心配だったのですが熱心なファンでいっぱい、お昼から大盛り上がりの楽しいライブになりました。
ロマンティックな新レパートリーや新しい編曲の「ジプシーダンス」もまじえて、ますます進化するジュスカグランペールは今や最強のライブバンドです。ドラムスやベースがなくても、かもしだされるグルーヴは空間を軽いトランス状態に誘いますし、エンディングへの盛り上がりは毎回のお楽しみ、ライブはやっぱり楽しくなくちゃ!という彼らの声が聞こえてきそうです。
またきっと今年中に!
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2010年08月20日

8/20「李政美&佐久間順平」

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もうもっきりやは6回目、年月のたつのは、と続くのですが、ぢよんみさんのおおらかな魅力は増していくばかり、レパートリーも広がって世界中のいい歌がぢよんみさんのまっすぐなベクトルを通して歌われるのを聴く幸せはこの場にいる人だけのもの、本当にいい空間でした。
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2010年08月16日

8/16「お盆の夜のジャズ...中沢宏明トリオ+2」

ドラムス一本で生きていく事を決めた(らしい)中沢宏明が後藤洋子、山本進一と組んだピアノトリオ、失礼を顧みずに書いちゃうと、突出した実力のドラマーが若いベース、ピアノとトリオ組んでどうするの?というのがおおかたの予想だったと思うのですが、これがなかなか、二人の奮闘もあり、かなりスリリングな(まあ、いろんな面で、ですが)演奏になったと思います。
特に後藤さんのピアノは、凶暴なドラムスのアクセントに怖がらずに勇気をしぼって立ち向かっていく姿が健気で、あとはもっとズルして、音数へらして、ゆるい受け答えが身に付けば「イェイ」の声もかかるようになります。
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ゲストはテナーの鹿熊君とボーカルのタッキー、鹿熊君もずいぶん成長してて昔矢堀セッションの時に矢堀さんに前に連れ出されていた頃とは月とスッポン、今ではコルトレーンの曲も堂々とメロディーを吹ききります。
タッキーはいつもどおりソウルフルでしなやか、いい感じです。むづかしい曲でもあんまり苦労してるようには見えないのがタッキーのいい所、本当にライブボーカル向きのキャラだと思います。
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そして中沢君ですが、今夜のステージ見てると、バンドリーダーのセンスも、年長、ベテランとしてのバンドサウンドに対する指導力も、勿論ドラマーとしてのセンス、テクニックも今の金沢のシーンでは飛び抜けてると思います。選曲のセンスも他のバンドやってる人のお手本になるような、まあ、時々それはどうなの、ってのもあるとはいえ、飛び切りのハイセンス、東京あたりから来る鈍重なバンドの苦痛の2時間を強いる曲目の羅列に比べれば、いやいや立派なものです。
まあ、24時間音楽だけというわけにはいかないので、他のいろんなことが付随しての中沢宏明なので、これからも "Long and Winding Road" だとは思いますが、「ドラマー中沢宏明」として若いミュージシャンを志す人達に的確で厳しい指導を、と願います。
プレイヤーとしてはスガダイローに対するリベンジとか目標は多々、頑張っていきましょう!

というわけでなかなか面白かったお盆の二日間、今度は9月17日からの金沢ジャズストリート週間、金沢のメンバーも炎のプレイで出場メンバーを迎え撃ちましょう!
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2010年08月15日

8/15「お盆の夜のジャズ...BEANS & 三瀬まりのBAND」

昔のお盆は都会行った人がみんな帰って来て連夜の「久しぶり!」宴会、ライブなんてやる余裕まったくなしの一週間だったのですが、ここ何年かはそんな元気だった人達もどこへ行ってしまったか寂しい夜が増えて来て、それではいけないお盆の夜くらいパアーっと、って訳で始まった「お盆の夜のジャズ」、大学生達は山野ビッグバンド・コンテストでみんな東京へ行っているので、金沢ベースで活躍しているメンバーが中心のなかなか華やかな夜になりました。
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まずはBEANS、この間の信平さんのライブにも飛び入りしていた福井君率いるカルテット、今夜は
久しぶりに小杉奈緒がゲスト出演、「海は広いな大きいな」などと歌っていました。
金沢にいた頃よりちょっと大人になって素敵ですが、今度はまた "So Far Away~" などと歌ってほしいところです。
もっきりやでやるのはずいぶん久しぶりのBEANSも、しっかりまとまってジャズの名曲などもカバー、軽いタッチはなかなかいい感じです。
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まりのBANDはギターの宮下君も入れていつもとはちょっと毛色の違ったサウンドを、という事だったのでしょうがやはりトランペットでの「想いあふれて」("No More Blues" )は難関でした。
せめて最後にでもやってれば、もう少しリラックスできて行けたんじゃないかと。
いつものレパートリーに戻ってからはみんな好演だっただけに...。
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2010年08月09日

8/9「TRES AMIGOS...井上信平/加々美淳/横山達治」

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この年代(みんな50代です)の腕達者が集まってレパートリーは陽気でちょっとセンチなラテン中心となれば面白くないはずがありません。
信平さんは初めてですが、ついこの間も来てたみたいなノリだし、下ネタ満載の横山達ちゃんは立てる人がいない分(前回はチャリートのバックだったので)エロオヤジ役を引き受けてフル回転、
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加々美淳が美味しいところを拾って、歌にギターにこちらも大車輪、シングアウト(サンバでは日常ですが)までリードしていました。
音楽は楽しいなあ、というお手本みたいな夜、50歳こすのもそう悪いものじゃないようです。
信平さんのお弟子さん達がフルートで共演、(福井君はお盆にBEANSでもっきりやで演奏します)これもまたいいものです。
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2010年08月06日

8/6「渡辺貞夫&YOUNG LIONS」

たくさんの人が来てくれました。
外は今年一番暑い35度、机を全部外へ出して、丸椅子を並べて、そんな中、貞夫さんはさっそうと現れました。
リハの一曲目が「Bird of paradise」(またの名を"All the things you are")、この年になって貞夫さんが演奏するパーカーを目の前で聴けるとは!
もうこれだけでこの店やってきたかいがあった、なんて書くと嘘っぽいのですが、でもあの有名なフレーズが吹かれた瞬間、感無量というのは嘘ではありません。
2時間を超す熱演、なんの仕掛けもないストレートでナチュラルな演奏、ジャズの名曲をちりばめながらしっとりとバラードで聴かせ、リズミカルなナベサダ・サウンドで盛り上げる、こんなまっとうなライブが客を虜にするのはなぜでしょう。
店を40年近くやってきて初めての貞夫さんのステージ、また一つ大事な思い出をもらいました。
このヤングライオンズとの最後の日だったこともあって終わった後「いたる」でこじんまりとお疲れさん会、にこやかにいろんな面白い出来事を話す貞夫さんと、それに聞き入るトリオのメンバー、こうして受け継がれていく事も大事なジャズのエッセンスの一つなのかもしれません。
3人のフレッシュなピアノトリオも素晴らしい出来だったと思います。新しい革袋にまろやかな熟成したワイン、こんな組み合わせを聴けたのも幸せでした。
混雑(カウンターの中もいっぱいだったのです)のせいもあっていい写真を撮れませんでした。
雰囲気だけでも分かって頂ければ、と。
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2010年08月02日

8/2「MARI 3...中本まり/後藤浩二/岡田勉」

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堂々のまりさんのステージ、いろんな意味でホームパーティーみたいな夜でしたが3人のプレイはやはりお見事、プロフェッショナルの凄みがありました。
生音の後藤浩二のピアノ、良かったですよ。
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2010年08月01日

8/1「ウラジミール・シャフラノフ・トリオ」

シャフラノフのアルバムはずいぶん聴いてきたはずだけど、やはりジャズはライブ、どんな高いオーディオでかけたってこの目の前のシャフラノフにかなう演奏はないでしょう。
真っ向からのストレート勝負、しかもガンガンとパワーで押しまくるのではなく、美しいタッチを維持しながらのドライブ感あふれる湧き出てくるフレーズはこれぞピアノジャズの王道、フィンランドに住みながらニューヨークのトッププレイヤーとのトリオも多いシャフラノフの本領発揮です。
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全曲がみんな聴いた事のあるスタンダードや偉大なジャズマン達の名曲、一曲目に「枯葉」をもってきて10分以上のめちゃスインギーなトリオで客の心を掴んでしまうあたり、自信と、自分のジャズへの姿勢に対する確信を感じます。
特にドラムスの東原力也のフュージョンっぽいアグレッシヴさにも、正統なアドリブ(?)で立ち向かっていく様は見ていてスリリング、応援したくなりました。
いつもこんな小さなクラブをライブ会場に選んでもらって感謝いっぱいの澤野商会さんですが、今回もある意味このピアニストの展開する世界にはぴったりのライブになったと思います。
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明るく笑顔と茶目っ気いっぱいのシャフラノフさん、もっとたくさんの金沢のピアニスト達に聴いてもらいたかったのですがこの日は別の場所で地元ジャズイベント、またきっと次の機会があると信じて。
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