2010年03月27日

3/27「河野丈洋&HARCO」

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春の二人旅ツアー、あいにく寒くって雨も降りぽかぽかってわけにはいかなかったのですが、二人のステージはお互いの個性もしっかり出たいいギグだったと思います。
HARCOは去年に続いて2回目、きれいな声とシティポップスの匂いがちょっとだけステージに緊張感を与えて不思議な魅力は相変わらずだし、もっきりやは初めての河野丈洋はシャープな言葉選びとシニカルかつ美しい目線が厳しく魅力的、楽器取り替えも興味深く才気ってあるところにはあるんだなあと妙に納得してしまいました。
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後半最初に河野君が歌った「雨を見たかい」にはちょっとうれしかったかも。
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2010年03月26日

3/26「NOSTARSIA...和泉宏隆トリオ」

70〜80年代の名曲をこんなふうに魅力いっぱいにアレンジしてスリリングな演奏でやられると誰だってダニー・ハザウエイやカーペンターズやマーヴィン・ゲイやドナルド・フェーゲンやスティーヴィー・ワンダーやスタイリスティックスがリアルタイムでヒット曲を連発していたあの時代に戻ってしまいます。
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和泉宏隆のポップなセンスは素晴らしく、刺激的なリズムセクションとともにこんな名曲を素材に、単なるノスタルジアに留まらぬ魅力的なステージを展開してくれました。
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ちょっと悲しいのはお客さんの数、こういうの好きな人ってきっといっぱいいるのになあ、という嘆息が思わず出てしまいそうでした。メンバー最高、演奏も美しく、曲はみんな大好き、なのにこの渋い入りはどうなんでしょう。
ま、気を取り直して、次回はいっぱいになるよう、また明るく浮かれたバブルの時代が来るように願掛けでもしましょうか。
ほんとに素敵なピアノトリオだったんですよ。
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2010年03月22日

3/22「噂のブルームーンカルテット遂に登場!」

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こんなハコバンいたら店大改装してキャバレースタイルのジャズクラブにしちゃうのに、と本当にうれしくなってしまうバンドでした。
"Blue moon you saw me standing alone
Without a dream in my heart Without a love my own"
とまあ思わず歌詞書いちゃうくらい好きなロジャース&ハートの名歌にのって始まるその名も「ブルームーンカルテット」、キャバレーの誘惑に惹かれながら、でも時々ジャズに熱くなってしまう愛すべき4人のライブ、初めて見た(聴いた)金沢の人達にもこの楽しさは充分伝わったはずです。
何たってバンバンバザールとブラックボトムブラスバンドのそれぞれのスタープレイヤー達ですから、ノリの良さは最高、時々反則ワザもまじえながらあっという間の2時間でした。
豊富なレパートリー(節操がない<真面目なジャズファン)、楽しい歌とコーラス(いいのかあれで<真面目なボーカリスト)、オフビートなステージング(関西だしなあ....)とまあいろんな感想はあるでしょうが、こんな楽しい時間、みんな久しぶりだったはずです。そして時々ワザと豊かな歌心で聴かせるスインギーなジャズの魅力は真面目なジャズ
ファンにもきっと届いたと思います。
アフタアワー、学生達とのセッションも楽しく、結果、またすぐ来て下さい!となります。コルネットも軽やかにフロントの黄さん、シングルトーンのウクレレがメロディアスな富永さん、豪快にグルーヴする九州男子の黒川さん、シャープにでもレイジーなドラムスの木村さん、本当にありがとう、そしてまたすぐにね。
写真は若い子をやさしく見守る二人です。
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2010年03月20日

3/20「SESSION 320...SATURDAYNIGHT SPECIAL」

随分前に一度やったドラマー古地克成がもっきりや三階の「ゴールデンフィッシュ」でギグをやるっていうんで、しかも前夜から金沢に居るという事で急遽決まったのがこのセッションです。
小川賢人(p) 河合翔平(b) 中村涼介(g)という大学生のフレッシュなトリオにゲスト、って形だったのですが、一部のドラムレストリオが思いのほか良くて、勿論この形式ならではのリラクゼイションや軽快なスイング感というのにはまだ二歩も三歩もだと思いますが、三年、二年、一年、という三人のバランスもとれててまた楽しみが一つ増えたようです。
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二部で何曲か叩いてくれた古地克成、4ビートの匂いプンプンの、でもアグレッシブなのも大好き、って感じのエネルギッシュなドラマーでした。
前来た時のバスドラが立て向きにセットして立って叩くセット(あれ何て名前のドラムなんでしょう)とは違って普通のセットでしたが、叩き出されるグルーヴは本物、長い第一線での活躍はやはり凄いものです。
突然のセッション、プレイしてくれた人、ありがとう。古地さん、金魚の坂本君、無理聞いてくれてありがとう。
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2010年03月19日

3/19「大石学....Everything happens to Me」

大石さんのもっきりやでは久しぶりの完全なソロライブ、照明の都合で写真がきれいに撮れていません。というより、ピアノの美しい音と空間の静寂さの気持ちのいい緊張感を一眼レフの無粋なシャッター音が壊すようであまり撮れなかったのですが。
前半をオリジナルを中心に、後半を良く知られている曲を中心に、と、ピアノファンにとっては至高の二時間でした。
いつも思うのは大石さんのオリジナルの曲の完成度の高さ、前半最後に引いた「トスカ」なんていつまでも心に残る名曲です。
後半では逆に聴き慣れたメロディーが大石学の手によってまた新しい魅力を加えられます。このライブに勝手にこちらでつけたタイトル "Everything happens to Me" は見事に大石マジック、ピアニスティックな名演でした。
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2010年03月16日

3/16「いらっしゃいませ、日野皓正さん!」

こういうことがあるからこの商売やめられません。
日野皓正と石井彰、ほとんど全曲スタンダードとブルースを3セット、たまたま居合わせた人を含めても8人くらいのお客さんの前で演奏していってくれました。
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この日は次の日のオーケストラとの公演のリハーサルの後、トランペット片手にふらりと立ち寄ってくれ、面白い話とカッコいいトランぺッターの勇姿、もうみんな誰でもファンになってしまいます。
立ち寄ってくれる、というのはこんな店をやっている者にとっては本当に嬉しい事、デューク・ジョーダンやロイ・ヘインズ、マックス・ローチやビリー・ハーパー、ダンスパーティー帰りのオールドボーイズにシャープとバディー・リッチ・オーケストラの面々、思い出すだけでもそんな楽しい思い出が次から次と浮かんできます。
この夜もそのどれにも負けないほど、ユーミンとケイコリーが一緒に来てくれた時(ケイコさんのピアノでユーミンが歌ったんですよ)と同じくらい(何、その程度か!と叱られそうですが)うれしい夜でした。
演奏の素晴らしさは聴けた人だけの思い出、ノーチャージで日野さんを二時間以上、こんな贅沢は他にはありません。(しかも僕はワイン代まで日野さんから頂いてしまいました。演奏してもらってその上飲食代まで頂くなんてなんとまあ強欲な店だろう、とちょっぴり反省もしています)
お二人とも本当にありがとうございました。都合でベースプレイヤーもいなかったのにトランペット=ピアノ=ドラムスという三人でよくもあんなスリリングなプレイを聴かせてもらえたと、これを書いている今もまだ興奮が残っています。
奮闘した金沢代表と日野さんの記念に。
まずが金大2年生の斎藤亜弥と。
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川北隆博、日野さんの野性的なドラムに健闘。
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2010年03月14日

3/14「ホワイトデイ!...納谷=俵山=北村トリオ」

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納谷さんのピアノも俵山さんのベースも本当に素晴らしくまさに熟成のデュオなんですが、そこに入ったのがボイスパーカッションの北村嘉一郎(かいちろう、って読みます)、これが面白いんです。ずっと前に矢堀セッションの時一曲やったとの事ですが、その時はあまり印象が無く(きっとドラムスもいたからでしょうが)今回初めてみたいなもの、4ビートも8ビートもラテンも、まるでポンタさんのタイコみたいにたくさんタムがついてるセットをたたきまくるドラマー、バスドラにシズルにハイハットにリムショットに、とまあ多彩なサウンドを全部口でやっちゃうんだから凄いものです。
よく酔っぱらったおやじがチーチキチーチキってカウントとってるのを見ますが、北村さんのステージ見るといきなりVPに目覚めてしまうかもしれません。
それはおいといてもこの夜のトリオ、納谷さんのサムライビバップからの曲もいれて大フィーバー、お客さんは少なかったけどみんな喜んでもらえたと思います。随分久しぶりに聴く俵山昌之のベースは、これはもう芸術です。
北村嘉一郎はまた自分のグループでも来たいと言ってくれたので、次回はこの人間リズムボックスの妙技をぜひ聴いてください。
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2010年03月11日

3/11「SESSION311...森下滋とともに」

突然の森下セッションでしたがいいメンバーが集まりかなり面白いセッションができたと思います。
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前半はソロピアノとトリオ、ソロの二曲は酒井俊と浅川マキが歌っていたもので、こうしてピアノソロで聴くとその美しさと内に秘めた想いが際立ちます。
後半はリズムも含めて入れ替わりながらのセッション、金沢に帰って来たギターの須藤君や富山から駆けつけてくれたテナーの浜西君、そしていつものおなじみのメンバーに合宿中の大学生の現役まで加わって、聴いてる人にとってもいいライブになったと思います。
またやりましょう。森下君はゴールデンウイークの長島一樹「バリトンが行く」のピアニストを、とお願いしたので、きっとまたすぐ彼の華麗なピアノを聴く事ができそうです。
ツインギターの絡みをうれしそうに見つめるゲルシー。
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2010年03月07日

3/7「パレードのあとで....吉田慶子&笹子重治」

同じ日に二本のライブってわけでちょっと遅い8時スタートのライブになりましたが、静かな日曜の夜の柿木畠に二人の美しいメロディーが漂い、とてもいい雰囲気でした。
慶子さんは今夜はギターを持たずに歌だけ、ハンドマイクの彼女は佐山雅弘との時に一度見た事はありますが新鮮です。
そして笹子さん、この間のショーロクラブの時も勿論素晴らしかったのですが、今日の彼が奏でる名歌は聞き惚れてしまうほど、さすが、としか言いようがありません。
誰もが知っている有名なボサノバから密やかに愛される小品まで、慶子さんの素敵な選曲、それに魂を入れる二人の歌とギター、こんなにぴったりとマッチした夜はそうはありません。
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打ち上げはスペイン料理のアロスです。定番の生ハム、ムール貝、ピルピル、パエリアにおいしい白ワイン、音楽とその後のおいしいもの食べたり呑んだりはなんて贅沢なんでしょう、楽しい夜でした。
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3/7「池野成秋&正木まどか」

池野さんは初めてですが、菅野邦彦、大野三平さんと並んでスリーフィールドでしたっけ(三人とも「野」という名前なので)華やかな夜の世界で活躍した方です。
菅野さんや世良さんもみんなあっちの世界行っちゃって、オレ、今から行っても居る場所ないよね、などと言いながら、楽しそうにピアノを弾く姿は確かにあの時代の名手でした。
歌の正木まどかさん、いい感じにモダンスイングと言えばいいんでしょうか、陽性のステージはお洒落です。勝手にタイトルにつけた"You're getting to be a habit with me"
もレイジーに歌ってくれて、久しぶりの粋なボーカルでした。
写真、こちらの誤りでピンぼけのしか残りませんでした。すみません。
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2010年03月06日

3/6「ゾイネマッシ・ジャズオーケストラ」

ゾイネももう10周年だそうで、ということはもっきりやでの卒業ライブというのも10回近くやってるわけで、この空間に18人!?、といって驚かれたのも今では懐かしく感じます。
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とはいっても店が広くなったわけではないので窮屈さはいつもと同じ、でもノーマイクでやるビッグバンドの音の気持ち良さは格別です。
終った後の打ち上げ、僕も久しぶりにみんなと一緒に最後不気味な居酒屋で5時まで呑んでしまいました。
この写真はメンバーの表情が面白いので....。
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2010年03月03日

3/3「EROS...岡田勉=後藤浩二=江藤良人」

雛祭りの夜にEROS登場です。
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重厚なベース、華やかなピアノ、アグレッシブなドラムス、とバランスのとれた、若いファンも年期の入ったファンも楽しめるいいトリオだと思います。ただお客さんが少ないのはやはり悲しくなってしまいます。三人とも今の日本のジャズの代表的なプレイヤーですし、良く知られた曲も多く、みんなの大好きな"SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE"での素晴らしいグルーヴは見事だったというのに、やっぱりもったいないなあと愚痴の一つも言いたくなります。とはいえ責任は店にあるわけで、反省、です。
始まってしまえば最高の三人、やっぱりピアノトリオはいいなあ、などとうれしくなってしまいました。
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