2009年03月28日

3/28「BLUES.THE-BUTCHER-590213 w. LEYONA」

BTBとLEYONAのツアー楽日の金沢、当然盛り上がります。
何度も来てくれてるので当たり前みたいにみえますが、このメンバー、凄いんですよ本当は。ファーストコール・ミュージシャン達が集まった「正しい道を歩く」(ムッシュかまやつさんのお墨付きです)強力なライブ・ブルースバンドは、だから音楽に対して真摯です。
たっぷりのブルースと華やかな歌姫レオナをフューチャーしたダンサブルなステージは、来てくれた人みんなにライブの楽しさとグルーヴする気持ちの良さを伝えてくれたと思います。ダイレクトにからだに突き刺さるギター、ブルースハープ、ベース、ドラムスのパルスは人をトランス状態から熱狂へと導いてくれます。
それにしても、後半、レヨナが登場してからの華やかさはどうでしょう、ホトケとのデュエットをまじえながらラストの"MOJO BOOGIE"に向かって疾走するステージはあっぱれという以外にありません。
LEYONA 09.JPG
そして最後に歌った"CRYING TIME"、これには参りました。こんなエンディングは反則だと言いたいほど泣かせます。
"Cryin' time will start when you walk out the door"
ホトケは勿論、カッコいいレヨナでさえこんな事何度も経験してきたような、せつないコーラスが物語を語り歌いあげます。
LEYONA&HOTOKE.JPG
終ってしまうのがくやしいような時間、店としてこんなにうれしいことはありません。
ホトケさん、中條さん、沼澤さん、コテツさん、そしてレヨナさん、本当にありがとう、きっとまた!



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2009年03月27日

3/27「野狐禅2009」

久しぶりに聴く野狐禅は少しも変わらず真っ直ぐで激しく哀しげでした。
「なぁ友よ、”夢”って言葉は
きっとあきらめた人が発明したんだろ、
ならば友よ、死ぬ間際でいいや、
君と夢を語り合うのは死ぬ間際でいいや」

こういう歌を聴いて人は何を思うのでしょう。
激しく美しいメロディーにのって語りかけて来るこの歌はそれぞれの胸に重い荷物を残していきました。
「なぁ友よ、”青春”って言葉は
きっと立ち止まった人が発明したんだろ、
ならば友よ、死ぬ間際でいいや、
君と青春を語り合うのは死ぬ間際でいいや」
YAKOZEN 09.JPG

この日、キーボードのはまの君に赤ちゃんが生まれたそうで、喜びいっぱい、急遽車で東京へ帰って行った彼らですが、きっとまたすぐに!
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2009年03月22日

3/22「DuoRama 2....布川俊樹&納浩一」

うまい、って褒め言葉が何故か軽んじられるのがジャズの世界です。
感想ならまだしも、味、とか粋、とか良くわからない表現が平気で批評として通用するのもこの世界(僕も時々やってしまうのですが)、落語じゃあるまいし、なんて思うのですが古いジャズファンの人には落語ファンも多かったりして....。
当代一の「うまい」ミュージシャン二人によるピュアなデュオはそっと静かに始まりました。三本のギターとエレベとウッドベース、曲によって変わる組み合わせと出る音の表情の違いはそのうちおおきな流れになってこの「DuoRama」の持つグルーヴのようにステージを染め上げます。
DUORAMA 1.JPG DUORAMA 2.JPG
前半後半に一曲ずつ普通のジャズの曲を入れ、といってもこの二曲が半端じゃなく、ブルースの方はテーマだけでブッ飛んでしまうほど、"I'll Remember April"にいたってはこの間の香津美=陽介もびっくりというほどの超絶ストレートジャズ、上手い、という言葉がそのまま鳥肌〜感動へと繋がる見事な演奏でしたが、そのまわりを美しいオリジナルで囲んだステージは数は少なかったけど集まってくれた熱心なファンの人達に対する感謝で
もありました。

日曜日なのでいつもの「いたる」はやってなく、せっかくの金沢だからというので主計町の「空海」で飲みました。二人とも気に入ってくれたみたいで、お酒二本、あっという間に空いてしまいました。
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2009年03月21日

3/21「ゾイネ・マッシ・ジャズオーケストラ卒業記念」

恒例の卒業記念ライブ、でも卒業しても社会人として地元のビッグバンドで活動する人が増えているようで、再会する機会も増えるのはいいですね。願わくばコンボの方もぜひ。
生音でのもっきりやでやるビッグバンドというのは音なんか案外良くって(うるさくないんですよ、これが)僕は好きなんですが、写真は全部はいりません。で、左端のトロンボーンの三人娘(娘、か)は別に一枚。
卒業生の方、とりあえず、おめでとう。
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2009年03月19日

3/19「前園直紀グループ」

「時計を止めて」で始まるこの夜のライブは不思議な魅力あふれるものでした。
ある意味プロっぽくない前園直樹の個性は、この早川義夫の名曲を何とも言えない中性的な柔らかさで蘇らせます。
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アンコールも含めて全部で15、6曲だったと思いますが、数曲を除いてほとんどが昭和の名曲ばかり、しかもヒット曲の陰に隠れた秘めやかな佳曲が多いのです。
前園さんはアナログレコード屋さんをやってて、それもポピュラー音楽(つまりジャズ!とかロック!とかつきつめないで、その時代の色を濃く映した流行歌)を何よりも愛しているようだし、小西さんはこれはもう数々のコンピレーションアルバムや、魅力的な女優さん達にレトロな歌を歌わせるプロデュースでこの世界のパイオニアのような人ですから歌のセレクションやアレンジ、サウンドが見事にはまっているのは当たり前なのかもしれません。
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このあいだはバンバンバザールがキャバレースタイルで「君恋し」を綿々と歌ってましたし、この夜は「黒い花びら」が水原弘のようなドスが効いた歌い方ではなく切なげに歌われてました。あのムード歌謡の時代がもう一度来ると期待するほど甘くはありませんが、でもこの不況の時代、案外フィットするようです。
前園さん、小西さん、今度は洋物ベースの昭和の流行歌、ぜひやってください。
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2009年03月14日

3/14「SESSION314....春が来た」

春だし、卒業式までは金沢にいるし、土曜日なのに空いてるし、というほとんど意味のない理由で急遽決まったセッションですが、核になる部分は金大のピアノ磯貝知世にお願いしなかなか多彩なメンバーが揃いました。
合宿先から駆けつけてくれた金大モダンジャズソサエティの現役大学生達と、長く金沢に生息するおじさんジャズマン達、それに富山からも若い二人にベースの御大岡本勝之まで現われて老若男女入り乱れてのスインギーなセッションになりましたが、やはり管楽器がたくさんいるとセッションも華やかです。
まずは四管、真ん中は期待のアルト、高熊佑佳。
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テナー・マッドネス、真ん中は太田あづ美、一年生です。ドラムは高田康市(ですよね、違ってたら言ってください)、ベースは富山大のジャズ研です。
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"YOU'D BE SO NICE〜"を吹くのは丹羽英史朗、部長です。貫禄のベースは川東優紀、社会人ですがまだリクルートスーツが似合います。ちょっと見えるドラムはこれも一年生の齋藤亜弥、頑張ってくれた磯貝知世は、ごめんなさい、ピアノなのでなかなか写真に入りません。
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今度は4月の4、5日、凄いゲストを囲んでのセッションといきましょう!
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2009年03月08日

3/8「バンバンバザール・デラックス2009」

毎回来るたびに本当に楽しませてくれる最高のライブバンド、バンバンバザール、今回はホーンセクションも入った9人編成のデラックスヴァージョンです。
9人のアゴアシ考えただけで地方のそれもいいとこ50人くらいしか入らないライブハウスなんか最初から想定外のはずですが、そこが彼らの脳天気というか太っ腹というか何も考えてないというか、楽しくやれればいいじゃないか、という一点で実現してしまうのです。古いジャズ(というよりグッドタイム・ミュージックなんて呼び名の方がいいのかもしれませんが)のアンサンブルにのって、時におバカな歌もまじえながら疾走感抜群の、でもとても温かい歌が歌われるのですが、昭和の時代の匂いが沸き上がって来るバンドサウンドはたまらなくノスタルジックです。
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いつもの三人の芸も勿論楽しいのですが、こんなライブになると4人のホーンセクションの効果は抜群、カンサスシティ・バンドのリーダーでもある下田卓のよく歌うトランペット以下、現在のコンテンポラリージャズの対極をいくような歌心に満ちたソロとアンサンブルが聴く者の心に響きます。
そして最後の「明るい表通りで」になだれ込むわけですが、陽気な、気障りなど何もないような明るい旋律とリズムに酔いながら、感じる一抹の寂しさこそがジャズの魅力、ベタな歌謡曲でさえそのバックのジャズのアレンジにほろっっとしてしまう年代の者にとっては最高のエンディングでした。
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2009年03月06日

3/6「飛田一男生誕58年祭」

いろんな人が来てくれました。
めんたんぴんの二人、夕焼け祭りを支えて来た人達、ステージで共演した人達、そしてファンや友達や家族の人達、みんなが思い出を語り歌を歌い楽器を弾くというギタリストにふさわしい感動的な夜になりました。
元気だったら58歳の誕生日、というこの日、最初にマイクの前に立ったのはめんたんぴんのもう一人のギター池田洋一郎、
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圧倒的な佐々木忠平、
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バンバンババンとかっこいいムッシュとアナマキのマキちゃん、
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E-haの元気な三人、
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金子マリとケンケン、幼稚園の時お母さんについて来たケンケン、こんなにカッコ良くなりました。
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木村充輝と斎藤ノブ、片山津の夜がありました。
KIMURA& NOBU.JPG
ホトケも同時代の戦友が消えて行くのをブルースでおくります。
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まだやりたりない、とケンケンとムッシュ、年の差47歳、かっこいいロックンロールです。
 けんけん&むっしゅ.JPG
こんな夜でした。


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2009年03月03日

3/3「月の鳥....渋谷毅/石渡明廣/外山明」

今年まだ二ヶ月しかたっていないのでなんですが、今年の最も美しいライブだったと思います。三人が三人ともに素晴らしいのですが、特にこのサウンドの華は石渡明廣でしょう。自ら作った美しい旋律、時に凶暴に時にやさしく奏でられるギターのベースに流れる透明な静けさ、ほとんど官能的といっていい音色は誰とも似ていない石渡明廣だけのサウンドです。
今回はサイドにまわった感のある渋谷さんのピアノも当然ですがワン&オンリー、時おり垣間見えるアヴァンギャルドな部分もどこか可愛らしく重苦しさがありません。
ほとんどドラムスというよりパーカッションに近い外山明もいつも以上に三人の会話を楽しんでいます。リズムが、とかビートが、とは次元の違う場所での三人の音楽は本当に見事でした。
SIBUYAN 09.JPG TWO 09.JPG
なのに、これを書いている今もくやしいのは聴いてくれた人が本当に少なかったこと、「ごめんなさい」と渋谷さんにあやまっても「いいよ、東京だってあんまり来てくれないんだから」とヘンな慰め方を逆にされてしまって、でも、この寒い夜に10人でもこの音楽を聴く為に来てくれた人がいるって事がうれしい、と書いてしまうにはあまりにいい演奏だったから、やっぱり反省です。どうしたらこの良さ伝えることができるんだろう、答えは出ませんが......。
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2009年03月01日

3/1「SESSION301...森下滋とともに」

突然決まったセッションでしたが、和気あいあいっていうか楽な感じで面白かったと思います。ベースの大菅麻衣子が2セット全部を付き合ってくれ,後はボーカルにアルト、ドラムス、とやった人は多くなかったけど、森下君のピアノとやれて良かったという雰囲気がいい感じ、次はもうちょっと準備してHIDE=MOMOのデュオとかもちゃんとできるといいと思います。
当たり前といえば当たり前なんだけど、スタンダードを歌う悦ちゃんの時はそんなふうに、ソウルを歌うHIDE=MOMOの時はそんなふうに、と表情まで変えてしまう伴奏は歌伴してる金沢の人には必聴だと思うのですが...。
通して頑張ってくれた大菅にも感謝、二時間ずっとというのはなかなか無い機会だと思いますが感想はどうだったのでしょう、デュオは勉強になります。
二曲付き合ってくれた金大MJSの新人高熊、しっかりした音色は森下君も気に入ったみたい、ちゃんとした人に付いたら凄く良くなると思うという感想でした。
悦ちゃんはもっきりやで歌うのは本当に久しぶり、スタンダードがちゃんと歌として聞こえるという大事な所は完全にクリア−したみたいです。歌の持つ情感みたいなのもにじみ出て森下君のセンシティヴなピアノにしっくりあっていました。
HIDE=MOMOは余裕のギグですが、今度はちゃんと準備してやりましょう。
川北君もドラムスを生音のピアノにあわせてくれてありがとう、ある種正しいジャズライブのサウンドボリュームだったと思います。
次の予定は3月26日木曜日、はっきりし次第スケジュールにアップします。
みんなニコニコ、こんなセッションはいいですね。
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