2009年02月22日

2/22「SOMEONE TO WATCH OVER ME...大石学」

特にジャズやブルースのライブでミュージシャンサイドから指定のない場合、僕は勝手にライブにタイトルを付けることがあります。
そのライブの雰囲気や、そのミュージシャンの好きそうな曲や、こんなライブになってほしいという願望がタイトルのヒントですが、ピアノソロの場合はやはりスタンダードの美しい曲名が雰囲気です。
大石学ソロ、で前に一度「NO MORE BLUES」というタイトルを付けた事があります。
僕としては大石学という端正なピアニスティックな人だから、「もうブルースはいいよ,違うのやろうよ」って意味もちょっとあったのですが、ファンの人からは「NO MORE BLUES」やるんですか?という声ばかり、もしそうなら「CHEGA DE SAUDADE」ってつけるよって嫌味な事も言えなくって、そうねえ、あれメロディー長いからやってくれるかなあ、なんてごまかした事もありました。
今回つけたのは「SOMEONE TO WATCH OVER ME」、「素敵な伴侶を」なんて邦訳のタイトルがあったこともありましたが御存知ガーシュインの名曲です。
大石学のピアノが冴えわたるいい夜でした。
いい気持ちで写真撮るの忘れました。
posted by 店主 at 00:00| バックステージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月21日

2/21「SESSION 221...Put on a Happy Face」

スインギーな「Put on a Happy Face」をセッションタイトルにして楽しい卒業記念ライブを、と思って付けたタイトルですが、誰もこの曲を知らない、「Bye Bye Birdie」見た事ないのかよ、と言っても反応なし、ま、そんな事どうでもいいんですけどね。(せめて、ピーターソンのトリオで聴いた事ある、くらいの反応欲しかったのは事実ですが)
学校は卒業すればみんないなくなる、というのは当たり前なんですが、この頃、特にそう感じるのは、出た後もうだうだ金沢に残ってた人が多かった昔に較べて、案外すっきりと地元に戻って就職する、という人の多いこの頃だからかもしれません。
毎年恒例になってきているこの時期のさよならライブ、今年の中心はピアノの磯貝知世、
4月からは愛知で先生です。
ISO.JPG
去年までは金大MJSでCHAILDという名前でトリオを組んでいて何度ももっきりやでも演奏してもらいました。この夜はだから一緒にやったメンバーが駆けつけてくれて、楽しいセッションになりました。
こんな記憶はなくさないで下さい、きっとまたすぐに実現するはずですから。
MARINO.JPG
posted by 店主 at 00:00| バックステージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月14日

2/14「JAZZ回帰大作戦...香津美&陽介」

もっきりやのようなワンナイト・スタンドで地方の店の場合、一回一回のライブの印象はとても大切なもので、ジャンルが違っても客の入りが少なくてもその夜一晩はステージに立つミュージシャンのものなのです。そして日が変わればまた次の人がフューチャーされる、となるわけですが、この夜の感動はちょっとそんなに簡単に移り変われそうもありません。
KATUMI 09.JPG
渡辺香津美と井上陽介の二人が音に遊ぶ様はまさに「遠州燕返し」、モダンだけれどどこか和の香りがするのは渡辺香津美自身の音楽に向かい合う正座しているような姿勢の故でしょうか。切れ味の鋭い日本刀が空を切るように二人の舞いは見事でした。
最初に金沢で渡辺香津美を聴いたのは片町にあった頃のYORKでの鈴木勲クインテット、
日本中のジャズ喫茶で一日何回も「ブルーシティー」がかかっていた頃です。
まだ20歳を越えたばかりの渡辺香津美のソロは輝くばかりでした。
オマさんのグルーヴィーなベースのうねりにからんでいくドライブ感あふれるソロは、あの時、日本のジャズが進んで行く方向を示しているようにさえ思えたものです。
山下洋輔とのデュオもまた見事でした。もっきりやとしては記録的な100人を越すお客さんが熱狂してくれました。
辛島文雄トリオと中本マリという豪華ユニットとの競演も楽しかったです。ギターだけをバックに歌ったマリさんの「我が心のジョージア」は忘れられません。
GUITER.JPG
今回のそんな曲はジェフ・ベックに捧げた(?!)「GOODBYE PORK PIE HAT」でしょう。「ジェフ・ベックの前では一人のギター少年になってしまった」渡辺香津美がこのミンガスの名曲で見せた圧倒的なソロはきっと聴いていた全ての人をノックアウトしてしまったと思います。
一点のうさん臭さもなく弾ききった「SPAIN」や「LA FESTA」も聴いていたギターフリーク達にとっては夢のような一瞬だったでしょうし、香津美=陽介のほとんど格闘技的インタープレイも見事の一言です。

アフタアワーはいたる経由ペーパームーン、ギターを持ちながらのリクエスト打ち上げはやはり香津美さんならではの楽しさ、歌手を用意すべきでした。
きっとまた!
posted by 店主 at 00:00| バックステージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月12日

2/12「CAROLYN WONDERLAND & SHELLEY KING」

ジム・ビアンコのライブなどでおなじみのロック喫茶(ってのもなんだか...いい呼び名ないですかね、もっきりやも困っています。まあ、喫茶店でいいんですがね。)「BIG PINK」が主催する毎回元気いっぱいのフォーク=ロック・ライブ、今回はキャロライン・ワンダーランドとシェリー・キングというテキサスの姉御二人です。
勿論僕にはまったく初めての二人ですが、都会的でファンタスティックなクレア・マルダーからわずか5日でこんなストレートなカントリーロックのライブがあるというのは金沢という街からすればなかなか凄い事だと思いませんか、しかも次の日はジェフ・ベックだって!
まあ、どんなに外人が来ても面白くなけりゃ話にならないわけで、そこで本題ですが、この夜の二人は直球勝負が気持ちいいカッコいいカントリーロックのステージを聴かせてくれました。特にキャロライン、エッジの効いた、というか独特のスタイルのギターはファンの人達の胸に突き刺さったようです。いやいや、たいしたものです、シェリーのおおらかな魅力ともども一筋縄では行かないオースティンの音楽の層の深さを効かせてくれた夜でした。
打ち上げはそのまま店でお鍋、楽しんでもらえたでしょうか?
CAROLYN&SHELLY.JPG
posted by 店主 at 00:00| バックステージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月07日

2/7「クレア&ザ・リーズンズ」

クレア&ザ・リズンズの5人、前夜のコジカナツルの後半ちょっと聴いてくれて「バークリーの先生に呼んだらいい」と三人を絶賛していた彼ら、前夜からの金沢がすっかり気に入ったようで、この日も兼六園から美術館とみんなで敢行ツアー、天気も良かったのでご機嫌でした。
父がよろしくって、と言って入って来たクレア・マルダー、5人のリーダーでお姫様の彼女は目のあたりがお父さんのジェフに似た素敵な女性でした。
店にある1978年のジェフとエイモスのライブのポスターやステージ写真を見てワーオって言ってました。
クレア&ザ・リーズンズは全員が真っ赤な衣装、稚気溢れるドリーミィーなステージは、ハローウィンやセントパトリックデイのパフォーマンスみたいでニューヨークへ行きたくなります。
CLARE.JPG
彼女はギターを弾きながら歌うのですが、お父さんのカントリーロックっぽい面はほとんどなく、むしろビックス・バイダーベックの名曲集のあの世界に似たシュールかつノスタルジックなサウンド、といっていいでしょう。
ザ・リーズンズのメンバー、ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、という4人のクラシック系のミュージシャン達が奏でるサウンドにのって展開されるおとぎ話のような世界、時間はちょっと短かったかもしれないけど、堪能してもらえたのでは、と思っています。
先の話ですが絶好調のトムズキャビン・プレゼンツ、4月12日はエイモス・ギャレット、そして5月30日にはダン・ヒックスの金沢公演が予定されています。
この希有な呼び屋さんに頑張ってもらうためにもぜひみなさん、仕事や家庭や遊びの予定を調節して聴きに来てください!
posted by 店主 at 00:00| バックステージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月06日

2/6「コジカナツルまたもや参上!」

楽しいだけならナンバーワン、と信じるコジカナツルですが、この夜は山下達郎のコンサートとぶつかって大苦戦、前回来てくれた人も、ご免、達郎さん行くんで、とつれない返事、でもそんなことにめげないのが我がコジカナツル、今回も一曲目から飛ばしまくります。スタンダードもモンクの曲もオリジナルもテンション高く、目一杯の熱演が興奮をあおります。
KANA-TURU.JPG KOJI.JPG
このレベルでこんな性格の人が三人集まれば、ヒートアップするのは眼に見えてたはずですが、その激しい予定調和でみんなを駆り立てるのだからたいしたものです。
チャンピオンカレーの大盛りと第七ギョーザと半額えびすを一緒に食べたみたいなヴォリューム感、まいりました。
posted by 店主 at 00:00| バックステージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月03日

2/3「一ノ宮頼子....ハジメテツアー」

いいライブでした。
どんなステージなんだろう、っていうみんなの好奇心を軽く裏切るように、ドラムスも加わった4人の演奏はシンプルで、アルバムやYOU TUBEではオーラっぽく聴こえた頼子さんのボーカルも思いのほかナチュラルにすすみます。
ムードを盛り上げるのは田野城寿男の豪快なサックスで、その男っぽさが静謐なボーカルにからんでいくのはなかなかにエッチな感じ、オオニシユウスケの乾いたギターの音色もからまって独特なサウンドを創りあげていました。
YORIKO.JPG
一ノ宮頼子の歌の魅力は独特で、極私的にも聞こえる歌詞をメロディーを与えることで普遍化して行く姿はこれからの一つのスタイルになるのかもしれません。
あと、オープニングアクトをお願いしたmomo & friends のステージも歌う楽しさいっぱいのいいギグだったと思います。

終ってからは恒例、冬のお鍋、みんなで囲んでいろんな話、そしてなんとなく力の抜けたアフタアワー、と、正しいもっきりやの打ち上げになりました。momoちゃんと頼子さんのショットはアフターでの「LOVING YOU」を歌ってる時かな、いい感じでした。
MOMO & YORIKO.JPG
posted by 店主 at 00:00| バックステージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする