2009年01月31日

1/31「SESSION 131...キャンパスジャズ ミーツ ベテランズ」

2009年のライブサーキットのオープニングはこれからのジャズシーン期待の大学生ジャズミュージシャン達とヴェテラン達との「交流〜バトル〜教育セッション」です。
実際にはこれまでも先輩−後輩のセッションの時にはこれに似たシーンはよくあったのですが、今回はちゃんとやってみようと、お願いしたのは平尾(ピアノ)、中沢(ドラムス)川北(トランペット)、大久保、浜西(ともにテナー)、そしてまだ社会人一年生の川東(ベース)、というみなさん、本当におつかれ、ありがとうございました。
感想はどうだったでしょう?
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中沢先生の講座を受けた特にリズムの学生諸君、少しは役にたったのでしょうか?
彼の言う、セッションの場合一曲ごとに反省会、というのは正しいやりかただと思うので、次キャンパスセッションの時にはそんなやり方も考えてみたいと思います。
こんなセッションからクラブの中にコンボが生まれてくれればこんなに嬉しい事はありません。いいソロ、ヴァイタルなリズムはそのままビッグバンドのサウンドもレベルアップすることに繋がると思うのですが。
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2009年01月30日

1/30「INTRODUCING KOUKETSU AYUMI」

纐纈歩美、魅力全開です。
きっとこれからどんどん良くなっていくミュージシャンを聴くのは、ある意味完成された音楽を聴く以上の楽しみです。
20歳の(なんて強調するとパーカーやクリフォード・ブラウン、リー・モーガンといった10代から輝いていた名手達がいるじゃないか、日本だって、って言われそうですが、この時代パーカーフレーズを正しくまっとうにグルーヴィーな音色で、というのは20歳でなくったって拍手したいくらいですから...)原点からどこへ行こうとしているのか、今の日本のジャズの情況からすればどうしたってコンテンポラリージャズという悪魔の誘いが待っているんでしょうが、できることならそのへんの誘惑は指先で温泉の温度みるくらいのコンタクトにして、しっかりと歌を歌うサックスとしてやっていってほしいなあ、と、これは切に思います。
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この夜のライブはオーソドックスなジャズチューンを中心にスタンダードを交えたプログラム、納谷嘉彦のスインギーなピアノ、武田悟のグルーヴィーなベース、中沢宏明のアグレッシブ(!)なドラムスがかなりハイテンションな音場を作る中、纐纈歩美のアルトは時にぎこちなくも健闘したと思います。初対面のリズム二人に対する緊張感もあったと思いますが、来てくれたお客さんも含めて拍手を贈りたいと思います。
素敵なアルト吹きを連れて来てくれた納谷さんに感謝!
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2009年01月26日

1/26「SESSION 126....矢堀孝一と一緒」

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久しぶりの矢堀セッション、去年のジーノ=力也トリオが面白くって新年そうそうに実現しました。今回は興津”エリザベス”=加賀チームと金大MJS現役チームのダブルフューチャー、特に、現役の大学生とのセッションは良くも悪くも新鮮だったようで、一年生のアルト女子とギター男子には点も甘くなっていたようですが、その分辛口なのは近頃妙に冴え渡っているドラムス中沢先生、この夜もちょっとブッ飛んだプレイで独走します。
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後半は加賀=川東の2ベースセッションも楽しく、いいライブになったと思います。
お客さん少なくってもこんなのは歓迎です。
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2009年01月24日

1/24「ニカセトラ......二階堂和美」

昨夜のANOVIOに続いてこの夜も、来て下さった方には忘れられない夜になったと思います。
初めての二階堂和美、圧倒的、と言っていいと思うのですが、実は歌唱力とかそんな事より、選んだ歌が歌われる時聴く者に忍び込んで来る懐かしさや楽しさや悔恨や自戒、歌が本来持つ力をストレートに、いや何倍も強いベクトルで伝えてくれるという希有なライブになりました。
僕は今回のライブが決まるまで二階堂和美という名前さえ聞いた事がなく、送ってもらった「ニカセトラ」という新作を聴いてびっくりしたのですが(どうびっくりしたかはこのアルバム聴いた人なら分かります)、やんちゃでお茶目ででもどこか懐かしい、この20年、どんどんなくなっていく世界が一瞬ですが蘇ってきます。
考えてみれば、ここずうっと心打たれるライブというのは、どんな新しい事をしててもどこかにそんななくしたくないものを持っているもののような気がします。
アーヴィング・バーリンの「REMEMBER」なんて曲を全然関係ないのに思い浮かべてしまいます。
あうん堂さんには本当にお世話になりました。何よりこんな素敵なシンガーを教えてくれたことから感謝です。
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2009年01月23日

1/23「ANOVIO....森下滋&真部裕」

音が消えた瞬間にため息がもれるようなコンサートはそう多くはありません。
この夜のANOVIOは見事でした。二人とも何度も聴いているはずなのに(まして森下君はつい一ヶ月前に楽しいクリスマスライブをやったばかりなのに)この夜の集中力は何かいつもとは違う凄さがあったように思います。
次々と奏される美しいメロディーは雪の夜にぴったり、ファンの人達も一緒の楽しい打ち上げは「いたる」から「ペーパームーン」へ、夜遅くまで続きました。
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2009年01月18日

1/18「dansez Live Tour '08〜'09...ジュスカグランペール@21世紀美術館」

彼らもステージで言っていたのですが、5年前、初めて金沢で演奏したのがこの21世紀美術館でした。「休日のミュゼ」ってタイトルで「和美 et マヤ」(深川和美さんとピエール・バルーの娘さんマヤ・バルーのユニットでした)、「ザッハトルテ」と一緒にゴールデンウイークの三日間、京都からのおしゃれなインディーズの競演、という素敵なイベントでした。
ジュスカとは金沢のいろんな場所へ飛び込みライブさせてもらいました。
「一度聴いてもらえばきっとファンになる」という確信のもと、郊外のロックバー、地下のガールズバー、遠巻きの焼き牡蛎食べてる人達に見守られての雪の中央公園、スペイン料理屋さん、居酒屋さんの開店祝いパーティー......そんな中でいろんな方がジュスカのファンになって仕事や場所が広がっていきました。
この夜、シアター21のステージでたくさんの拍手を浴びるジュスカグランペールを見てると知り合う事ができて本当によかったなと思います。
この日のコンサートはバンドネオン、ウッドベース、パーカッションが加わった豪華バージョン、いつも以上に鮮烈なサウンドはきっとまたたくさんのファンを生み出したでしょう。
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この日のうちにもどらなければならない彼らのため、打ち上げはちょっとだけ、それでも最後に弾いてくれた生音での「三条大橋の下で」は楽しかった一日のいい締めくくりでした。
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2009年01月16日

1/16「杉本篤彦ソロ」

青いギブソンを持ってステージにあがる杉本篤彦、ジャズ、ポップスの名曲にイーグルスの「デスペラード」まで多彩な選曲とライトタッチの気持ちのいいギターでした。
こんなのギター好きな人にはぜひ聴いてほしいと思うのですが...。
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2009年01月14日

1/14「ONE & ONE...金子マリ&石田長生」

長い間音楽の世界を生きてきた男と女が、恋人でも夫婦でもEXカップルでもなく(良く知らないのですが、そんな時期あったとしても誰も覚えてないくらいだから)、ユニットを組んでいたわけでもない二人が、でもこんなふうに二人ならんでステージに立ち、聴き慣れた歌を聴かせてくれるというのはいいものです。
久しぶりの石田長生、関西ブルース=ロックの雰囲気をいっぱいにたたえてグルーヴィーなギターや歌がカッコいいですし、マリさんの熟成した歌はまるでビリー・ホリデイの恋の歌みたく切なくアウトローです。
いろんなことやってきた二人がクロスロードで巡り会い、というには何度もニアミス繰り返して来ただろうけど、こんなふうに二人だけでは初めての舞台、「Cry Me a River」は
心にしみました。
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2009年01月13日

1/13「深川和美と童謡サロン」

この冬初めての本格的な雪が降って、だからある程度は予想していたのですが、キャンセルも多くライブの始まる時間が迫って来ても人影まばら、どうしましょう、と思っていたら前日コンサートをされた西圓寺の方を中心に佛子園グループの方が駆けつけてくれて、何となく宴会タイプ、これはこれで楽しい童謡サロンが始まりました。
昨年のちょうど今頃の時は私事できつい事があったのですが、あれから一年、座席に座って聴く(何故かビールを片手に座って聴く事ができたのです)童謡サロンは格別でした。
雪の中,来て下さった方々、ありがとうございました。そして深川和美さん、多久雅三さん、土居秀行さん、ライブの体をなさない場所しか提供できなくってほんとにごめんなさい、次回は必ずみんなの拍手でむかえられるように、と思っています。
でも酔っぱらってふわふわしながら聴いた「ふるさと」はやっぱり素敵でした。
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2009年01月04日

1/4「新年おめでとう....SESSION104」

天気は穏やかなんですが毎日のニュースは失業と先の不安ばかり、今年も一年頑張っていきまっしょい、しょいしょい、って言ってみても若い時の輝きが戻って来るわけじゃなし、こんな時思い出すのがあの「上海バンスキング」に描かれた時代のジャズマン達、戦争、恐慌、不安の時代をいいかげんさとジャズへの真摯さと軽いフットワークで駆け抜けていった先達たちの姿です。
今年最初のライブは去年の暮れにやりそこねた黒川薫カルテット、サックスの浜西君にベースが加賀君、黒川さんのピアノにドラムが中沢先生という、音聴くまではよくわからない編成ですが、これがまあ予想をうれしく裏切るサウンドで、どんな音かというとエルヴィンの"DEAR JOHN C."とか"HEAVY SOUNDS"あたりのコンセプトからなのか、中沢君の送り出すパルスにのって浜西君が豪快にブロウするかなりへヴィーなサウンドです。
こういうバンド続ければ黒川さんや加賀君もどんどんジャズっぽくなっていくんじゃないかと期待しつつ危惧しています。
それにしてもまあ正月の4日、日曜の夜っての考えても見事に誰も聴きに来ませんでしたね。その分鍋囲んで豚シャブとほのぼのとしてこれはこれで良かったな、と。
結果、黒川薫の歌う" COME RAIN OR COME SHINE"なんてのもあったりして。
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懲りずに今年もいろんなセッション計画していきたいと思っています。
本年もどうぞよろしく。
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