
渡海真知子、11月に続いてのもっきりや、新作「カンタドール」の発売記念、そしてセウシーニョ・シルヴァとの競演、思いがけぬたくさんのファンの熱い声援、と彼女にとってはメモラブルな夜となったようです。
セウシーニョのリズムと加々美淳の送り出すグルーヴに乗って、ほとんどトランス状態で歌っているように見える彼女の姿は本当に魅力的、三人のミュージシャン達の視線も温かく、聴いている側もうれしくなってしまうようなこの空間の純化です。
今までたくさんのブラジル音楽のライブをやってきましたが、楽しさだけでいえば今夜は間違いなくそのベストの一つ、真知子さんにとってもそう思います。しっとりとした出だしから、パンディーロが入ってひとりでにからだが動き出すような魔法のような瞬間こそがサンバの魅力、一人でもサンバファンが増えてくれるよう思います。

まあ、僕らの目は華やかな真知子さんにばかりいくんですが、このグルーヴのキイはやはり加々美淳の存在でしょう。ご存知のようにもともと彼は石川県出身で、中学生時代にできたばかりのもっきりやに通っていたこともあるというキャリア(?)の持ち主、石川県のサンバファンはみんなお世話になっているはずです。(まちなかサウダージの布上智子も彼と出会ってサンバの世界に飛び込んでしまったそうです)この12〜1月のもっきりやでのたくさんのサンバライブはいい機会、今年もたくさんのサンビスタ達に来てもらおうと思っています。ぜひおつきあいください。
最後に輝くライブ後の整列写真を。