「ジェラスガイ」や「ストーミー・マンデイ」、「雨のジョージア」にドブロが切なく歌う「パリ・テキサス」、「Knockin' on Heaven's Door」に「我が心のジョージア」とくればもう何もいりません。いい歌だけが連れて行ってくれる特別な世界が今日は見えたような気がします。
舞台で何十年間、ギターを弾き、歌い続けて来た男の強さや時に緩さ、激しさややさしさ、書き古された表現しかできないけど、そんなライブの一瞬の魅力がたまらなく好きなミュージシャン達とファンの人達、何ものにも替えられないそんな空間と時間の魅力をみんなに伝えたいと思うのですが、みんなの重い腰をなかなか上げさせることができません。店としてどんなことができるのだろう、といつも考えるのですが、時々、こちら側の過剰の思い入れが普通のお客さん達を引かせてしまってるのかなあ、などとも反省したりもします。
夜中のペーパームーン、そんな事もまじえながら、でも夢中になるのは好きな曲やミュージシャンのこと、これはやめられません。

